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“きょうぞん”って読んでない? 「共存」の本来の読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「共存」の読み方です。

“きょうぞん”でしょ? と思っている方、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「共存」読み方は?

共通、公共などの言葉に使われる「共」という漢字。一般的には、“きょう”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。「存」という漢字は、保存、依存のように使われるので、“ぞん”と読む人が多いのではないでしょうか。

しかし、「共存」となると本来は“きょうぞん”とは読まずに、違う読み方になります。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“きょうそん”と読み、“そ”に濁点は付きません。

「共存」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「共存」の意味は以下のように解説されています。

きょう‐そん【共存】
[名](スル)《「きょうぞん」とも》二つ以上のものが同時に生存・存在すること。「動物と人間とが共存する」

文字通り、複数のものが同時に存在すること、といった意味合いですね。

最近では、“きょうぞん”と読んでも間違いではないということで、辞書にも“きょうぞん”と載っていたりもしますが、本来は“きょうそん”が正しい読み方です。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「共存」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。耳馴染みのある言葉が、実は本来の読み方ではないこともあるんですね。

正しい読み方をしっかりと覚えて、正しく使っていきたいですね!

(ななしまもえ)

※この記事は2021年01月12日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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