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“たにんごと”って読んでない? 「他人事」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「他人事」の読み方です。

“たにんごと”と読むんじゃないの? と思ったら、ぜひ答えをチェックしてみてくださいね。

「他人事」の読み方は?

他人という言葉は、多くの人が “たにん”と読むと思います。事も“こと”、“ごと”と読む人が多いですよね。しかし、これらが合わさると“たにんごと”とは読まず、違う読み方になります。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“ひとごと”と読みます。

「他人事」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「他人事」の意味は以下のように解説されています。

ひと‐ごと【人事/他=人事】 の解説
自分には関係のないこと。他人に関すること。よそごと。「境遇が似ていて、とても―とは思えない」

[補説]本来「他人事」と書いて「たにんごと」とは読まなかった。

文字通り、自分には無関係な人のこと、といった意味合いですね。

口頭では“ひとごと”と使っているくせに、文章を音読する時は“たにんごと”って読んでいませんか。

これ、間違いが多いので、間違いも正解になってしまった言葉ですよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「他人事」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。よく使っているけれど、実は勘違いして覚えている言葉もあるかもしれません。

耳馴染みのある言葉も、改めて調べてみると読み方を間違えていた、なんてこともありそうですね。

(ななしまもえ)

※この記事は2020年12月27日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

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