お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【難読】“ぐうに”じゃない! 「偶に」の正しい読み方

ななしまもえ(芸術系ライター)

本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?

社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。

今回考えるのは「偶に」の読み方です。

今回は「偶に」。“ぐうに”? ありそうな読み方だけど……。もちろん不正解です。

「偶に」の読み方は?

偶然、配偶者などの言葉に使われる「偶」という漢字。一般的には、“ぐう”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。「偶」という字自体には、「思いがけず」や「二つで対をなすもの」といったニュアンスが含まれます。

意味から考えて無理やり読んでみて、これを、 “おもいがけずに”や“ひとつに”なんて読むはずはないですよね。

気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“たまに”と読みます。

「偶に」の意味と使い方

『デジタル大辞泉』によれば、「偶に」の意味は以下のように解説されています。

たま【▽偶/▽適】
[名・形動]まれであること。めったにないこと。また、そのさま。「―の休み」「彼は―に来る」

つまり、まれなこと、といった意味合いで「偶に」という言葉を使います。

読み方は難しいのですが、日常生活の中で「最近忙しくて、偶にしか~」など、耳馴染みのある言葉ですよね。

読めない漢字はきっとまだまだたくさん

あなたは「偶に」を正しく読むことはできましたか?

きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。普段、意識していない耳馴染みのある言葉も、実はよく見る漢字を使っていたりするんですね。

よく使っている言葉も、漢字を調べてみると意外な発見があるかもしれません。

(ななしまもえ)

※この記事は2020年12月26日に公開されたものです

ななしまもえ(芸術系ライター)

漢字の形の美しさに惚れ込む元ダンサー。漢字はダンスで表現できると信じている。サッカー好きで一時はレッズの追っかけをした経験もあり。おっとりしているが、サッカーの話になると早口で熱くなる。3代続く正真正銘の湘南ガール。

この著者の記事一覧 

SHARE