誤用が多い「頭が上がらない」の本来の意味は? 使い方や例文を解説
「頭が上がらない」はどんな時に使えるの? (例文付き)
「頭が上がらない」は以下のような場面で使えます。例文と共に紹介します。
失敗をフォローしてもらった相手のことを誰かに話す時
例文
・自分のミスで取引先から契約を切られそうだった時、一緒に謝罪して助けてくれた上司には頭が上がらない。
迷惑を掛けたのに見捨てずにいてもらった時
例文
・高校時代、無茶をしていた自分を見捨てず、「やりたいことを見つけろ」と言い続けてくれた担任の先生には、今も頭が上がらない。
窮地に立っているところを助けてもらった時
例文
・妻の手術代が足りなかった時、「これも使って」とバイト代から出してくれた娘には頭が上がらない。
夫や妻のどちらかが優勢で権威が勝っている時
例文
・恐妻家の芸人さんが「妻には頭が上がりません」と言いつつも浮気をするのは、不思議でなりません。
相手の能力が圧倒的に高く、かなわないと感じた時
例文
・あの膨大な資料を一晩で読破してまとめ上げた彼女には、同期としても頭が上がりません。