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「参加の可否」の正しい使い方は? 「有無」「是非」との違い・言い換え表現

松岡友子(コミュニケーションマナーアドバイザー)

「参加の可否」と「参加の有無」の違いとは?

「参加の可否」とよく似た「参加の有無」という言葉。

何か違いがあるのでしょうか? 解説していきます。

「参加の有無」の意味は?

「参加の有無」とは、「参加のありなし」を意味します。

具体的には、

・「展示会への女性の参加の有無を調査した」
→展示会への女性参加者がいたかどうかを調査した。

・「25歳を対象に、献血への参加の有無を調査した」
→25歳を対象に、献血へ参加したことがあるかどうかを調査した。

という意味合いで使われます。

「参加の可否」は先のこと、「参加の有無」は過去のこと

「参加の可否」は、これから先(将来)のイベントなどへの参加の「可能性」「意思」について述べる時に使われます。

一方「参加の有無」は、今まで(過去)のイベントなどへの参加の「実績」「経験」について述べる時に使われる言葉です。

この点が、「参加の可否」と「参加の有無」の違いです。

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