【難読】“つめる”も“つまる”も違う! 「詰る」の読み方
本や資料で見かけることがあるけれど、正しい読み方や意味が分からずスルーしてしまっている言葉ってありませんか?
社会人として、知らないまま恥をかくような場面には遭遇したくないですよね。
今回考えるのは「詰る」の読み方です。
“つまる”or“つめる”? 実はどちらでもない読み方があるのです。
「詰る」の読み方は?
詰め合わせ、詰襟などの言葉に使われる「詰」という漢字。一般的には、“つめ”という読み方を覚えている人がほとんどでしょう。「詰」という字自体には、「詰める」以外にも、責めるといったニュアンスが含まれます。
そういえば厳しく問うことを「詰問」と言いますよね。
気になる読み方の正解ですが……。これ、実は“なじる”と読みます。
「詰る」の意味と使い方
『デジタル大辞泉』によれば、「詰る」の意味は以下のように解説されています。
なじ・る【▽詰る】
[動ラ五(四)]相手を問いつめて責める。詰問する。「心変わりを―・る」
つまり、問いつめて非難する、といった意味合いで「詰る」という言葉を使います。
読み方は難しいのですが、「詰るような口調で~」など、ドラマのナレーションなどで耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
読めない漢字はきっとまだまだたくさん
あなたは「詰る」のこんな読み方を知っていましたか?
きっと世の中には、あなたが知らない言葉、漢字がまだまだたくさんあります。
聞いたことがある言葉を調べてみると、普段使っている漢字の知らない読み方に気が付くことができるかもしれませんね。
(ななしまもえ)
※この記事は2020年12月16日に公開されたものです