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落ち込んだ時に立ち直る6つの方法。仕事&恋愛のシーン別に紹介

服部希美(心理カウンセラー)

立ち直れなくなる理由は?

20代~30代女性の立ち直れなくなる原因として挙がりやすいのは、仕事と恋愛で受けるショックです。

学生から社会人へ、一般社員から役職者へなどと立場が変わったり、転職をするなどして壁にぶつかることも多い上、結婚や出産などを自分事として考え始めるこの年代は、仕事と恋愛において失敗や挫折をしやすい時期といえます。

また、「自分に合った立ち直る方法」を編み出せておらず、気持ちが立て直せない状態が長く続いてしまい、焦ってしまう人も多いようです。

では具体的に、カウンセリングの現場でお聞きすることが多いシーンから、立ち直れなくなる理由を紹介します。

仕事の場合

まずは仕事において立ち直れなくなる理由です。

(1)業務上のミスが続いた

社会人になって3年目ぐらいまでは、業務内容や仕事の流れが分からないことが多いため、誰しもミスをしやすいものです。それ以降も、時にはミスが続くケースもあるでしょう。

責任感が強い方ほど、ミスをしてしまった自分を責め、立ち直れなくなるほど落ち込んでしまう場合が多いです。

(2)プレゼンに失敗した

仕事の場のプレゼンでは、自分および会社の考えや思いが相手にしっかり伝わるよう、理論的に説明することが求められます。

腕を上げるには、失敗を含む経験を積み重ねていくことが必要だと思いますが、プレゼンのような評価が分かりやすい場で失敗してしまい、恥をかいてしまったりすると、まるで自分自身を否定されたように感じ、自信を喪失して立ち直れなくなりやすいのです。

恋愛の場合

続いて、恋愛において立ち直れなくなる理由を紹介します。

(1)付き合っていた彼と別れた

私たちは、愛する人を諦めなければいけなくなった時、とても深い悲しみや悔しさを感じます。別れ話の時だけでなく、別れた後にも。

頭では「仕方がない」「これで良かったのだ」と言い聞かせても、なかなか気分の落ち込みから脱出できず、立ち直れずに何年も引きずってしまう人もいます。

(2)片思いの相手に失恋した

「自分の好意を伝えたけど断られた」「好きな人が他の女性と結婚した」

このように片思いの相手に失恋した時にも、自分に対して失望し、自信が無くなってしまうことで立ち直れなくなる人が多いです。

次ページ:心理学を使った立ち直る6つの方法

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