「ふるさと納税」コロナ禍での駆け込みテクニックは? 賢い活用法を解説
トラストバンクが運営する日本内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」では、ふるさと納税に関する情報を発信。
今回は、ふるさと納税の簡単なやり方、年末の注意点、コロナ禍での駆け込みテクニックなどをご紹介します。
「ふるさと納税」は自分が応援したい自治体に寄付ができる制度。寄付をして手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える分の所得税の還付、住民税の控除が受けられます。寄付金の使い道を指定できる上、地域の名産品などお礼の品がもらえます。
超簡単! 3ステップでできるふるさと納税
ステップ1:税金の控除を受けられる上限額を確認する
ふるさとチョイスでは、所得や家族構成などを入力するだけで、寄付上限額の目安がわかるシミュレーションが使えます。所得はもちろん、残業やボーナスも含まれるのでご注意を。
ステップ2:寄付先を選択し寄付をする
ふるさとチョイスでは、全国約9割の自治体に寄付が可能。寄付をすると後日、寄付先の自治体から「寄附金受領証明書」が届きます。確定申告で税金の還付や控除を受ける場合に必要な書類なので大切に保管しましょう。
ステップ3:絶対に忘れちゃいけない、税控除の申請
確定申告をしない人はワンストップ特例申請で手続きが可能。来年の1月10日までが期限なので、余裕を持って申請してください。
年末の寄付で特に注意したいポイント
郵便振替や銀行振込などのオフライン決済での寄付は、12月上旬に受付を止める自治体が多数。年末は寄付が集中して、狙っているお礼の品が品切れになる可能性も。
コロナ禍での賢い駆け込みふるさと納税テクニック
年末まとめて寄付をしたら冷凍庫に入りきらない問題
対策その1:ポイント制自治体を選んで、年明けゆっくりお礼の品を選択
対策その2:定期便を選んで分割配送
誰か大切な人に贈るふるさと納税
配送先を別指定して、離れて暮らす大切な人にお礼の品を送れるので、新型コロナウイルスで年末に地元に帰省ができない方にもおすすめ。
お得で生産者応援につながる「ワケあり」の品
お得に多くの量のお礼の品が届くだけでなく、コロナ禍で被害に遭った生産者など地域の生産者の支援にもつながります。今年は前年と比較して寄付件数が約3.4倍に。
控除上限額に達していないが、残りをどこに寄付するか迷っている
寄付金の使い道から寄付をする「ガバメントクラウドファンディング(R)」や「災害支援」の仕組みや、 自分のためではなく誰かのための寄付「きふと、 」というプロジェクトに寄付をする方法もあります。「お礼の品なし」の寄付は、同時期前年比で約2.4倍(寄付件数)に増加。
その他、年末ならではの寄付方法も
年末大掃除で出てきた不要なブランド品をそのまま寄付してふるさと納税ができる仕組み「断チャリプロジェクト」。寄付はすべてコロナ関連の取り組みに活用されます。
(ガラクティ)
※この記事は2020年11月30日に公開されたものです