「副業」の実態調査。約85%が「本業と違う副業を選択している」と判明
YOUTRUSTによるアンケートの結果、副業経験者のうち85%超の人が、業界や職種など本業と副業で異なったキャリアであることが明らかになりました。
YOUTRUSTはキャリアSNS「YOUTRUST(ユートラスト)」の副業経験ユーザーを対象に「副業に関する実態調査」を実施。153名のアンケート結果が発表されました。なお調査期間は2020年9月~10月で、withコロナでの新たな就業・生活習慣やその模索が行われた時期となります。
本業と副業のキャリアの違いは?
まず、本業と副業のキャリアの違いについて。本業と副業で「業界」「職種」「ポジション」のいずれかの項目が違う人の割合は、85.6%となりました。
項目別に見ると、「業界」が違う人は64.1%、「職種」が違う人は47.1%、「ポジション」が違う人は77.8%。本業と同じ副業を選択するのではなく、異なるキャリアへ挑戦することで、自身の新たな価値を見出そうとする人の多さが伺えます。
副業によってキャリア観に変化があった?
続いて、副業経験によるキャリア観について。「副業を始めたことで自身のキャリア観に変化があったか」の有無を尋ねたところ、「変化があった」と答えた人は55.6%。拮抗していますが、半数以上の副業経験者はキャリア観に変化が生まれていました。
個別のコメントとしては「住む場所や、 働く時間に対して、 会社員以外のいろんな選択肢を考えるようになった」「一つの職に縛られないことで、 精神的にも経済的にも自由になれた」「キャリアの捉え方や伸ばし方の視野が広がった」などがありました。
また、次の転職先の実態調査や選択肢を増やすなどの効果を生じたとの意見もありました。
コロナ後も副業を続けたい?
最後に、コロナ後の副業について。「新型コロナウイルスが落ち着いたとしても、本業とは別に副業を続けたいか否か」の質問に、ほぼ全員となる99.3%が「続けたい」と回答しました。
「副業経験者は、副業を自身に大きな価値やメリットがあるものと実感している」といえるでしょう。
調査概要
調査の方法:WEBアンケート方式
調査の対象:副業・転職のキャリアSNS「YOUTRUST」ユーザー
有効回答数:153
調査実施日:2020年9月23日~10月2日
調査主体:株式会社YOUTRUST
(ガラクティ)
※この記事は2020年11月17日に公開されたものです