「ユーティリティ」とは? 意味と使い方
ユーティリティの類義語は?
では、ここからはさらに「ユーティリティ」の理解を深めるために、類義語も見ていきましょう。
オールラウンド
ユーティリティの類義語として一番近いのは「オールラウンド」です。他にも類語は多数ありますが、こちらの言葉の方が古くより使われており、しっくりくる方も多いかも知れません。
「いろいろな技能に通じていること」といった意味を持つ「オールラウンド」のポジティブなニュアンスが、ユーティリティと共通しています。
バーサタイル
比較的最近使われるようになった言葉では、「バーサタイル」という表現があります。元々は釣り用語で、「万能な釣り竿」のことを意味していたそうです。
転じて「適応能力の高い」「万能な」といった意味で使われるようになった言葉です。
多才
その他にも、多方面に才能があるといった意味の「多才」も類義語として挙げられます。
器用貧乏
最後に、「器用貧乏」です。本来器用なことは良いことなのですが、多方面に手を出し過ぎて飛びぬけて良い結果を得られない状態を指す言葉でもあります。
「器用貧乏」はご存知のようにネガティブな意味合いが強い言葉です。よって、ポジティブに言い換えたい時には、ユーティリティを思い出すとよいでしょう。