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【11月の誕生石】シトリンの石言葉・意味・秘められたパワー

誕生石

山本奈央(All Aboutパワーストーンガイド)

11月の誕生石:シトリン

11月の誕生石は「商売の繁盛」と「富をもたらす」幸運の石です。

石の特徴

クォーツの1つで、明るい黄から金に近いもの、オレンジから赤みが強いものまでさまざまなカラーがありますですが、色の濃淡にかかわらず黄色で透明なものをシトリンといいます。

黄色に発色する理由は3つあり、無色のクォーツに鉄(Fe)が含まれた時と、放射線で構造が歪んでしまった時、放射線で構造が歪んだ後に加熱された時が挙げられます。

天然のシトリンは産出量が少ないため、一般的に流通しているものは、大半がアメジストを人工的に加熱したものだといわれています。また、水晶に放射処理を行っているシトリンも流通しています。

名前の由来・歴史・伝説

語源はこの石の色が柑橘類の「citron(シトロン)」の果実に似ていることからきています。

古来より太陽を象微する石の1つとされ、大切にされてきました。

シトリンが最初にジュエリーとして身に着けられたのは、ヘレニズム時代のギリシャといわれています。

当時は邪気払いとして、また、さまざまな病気の改善に役立つと考えられていました。

かつて、ある宝石商が全く別の鉱物であるシトリンとトパーズの色彩が似ていることから、「シトリントパーズ」という名で売り出したため、シトリンとトパーズが混同されてしまったという歴史があります。

石言葉

幸福・友情

シトリンが持つパワー

シトリンといえば商売の繁盛と富をもたらすといわれ金運と結びつける方も多いでしょう。特に新規事業を始めようとする方や事業を拡大したい人におすすめの石です。

水を連想させるクォーツに光が差し込むことによって黄色く輝くシトリンは、人生を豊かなものへと導いてくれるといわれています。

シトリンを持つことで地道な努力が評価され、良いアドバイスをくれる方と出会えるかもしれません。そしてその人はあなたが困難に陥ってもサポートしてくれるでしょう。

シトリンのお手入れ方法

シトリンのモース硬度(※)は7と高く、比較的扱いやすいパワーストーンといわれています。

※モース硬度とは鉱物の硬さの尺度の一つ。1~10まであり、10がダイヤモンドで1番硬い。

お手入れする際は柔らかい布で優しく拭いてください。水晶クラスタ―やセージ、流水、月光浴、クリスタルチューナーなどを用いて定期的に浄化を行うと、よりパワーを発揮してくれますよ。

また、紫外線に弱いので、長時間、直射日光にさらされると退色してしまうこともありますので注意が必要です。

シトリンは金運アップとしても人気が高い

シトリンは貯金のサポートにもピッタリな石。金運アップを願っている方や商売をされている方のお守りとして人気の高いパワーストーンです。

玄関やデスクの上に原石などを置いても良いでしょう。

シトリンを手にされた皆さまに、たくさんの幸せが降り注ぎますように。

(山本奈央/All Aboutパワーストーンガイド

※画像はイメージです

※この記事は2020年10月29日に公開されたものです

山本奈央(All Aboutパワーストーンガイド) (パワーストーン講師)

人生の転機に出逢った天然石をきっかけに、天然石専門店「BB stone KOBE」を20店舗立ち上げ、その後「日本パワーストーン協会」を設立。その実体験も含め、効果を実感された9万3千人以上の効能データをもとに、パワーストーンの知識の普及に努めている。

All Aboutパワーストーンガイド
https://allabout.co.jp/gm/gp/1107/

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