失礼な言葉? 「お里が知れる」の意味とは
「お里が知れる」という言葉の意味を知っていますか? どうも嫌みで使う言葉のようです。また、差別的で失礼な言葉でもあるよう。コラムニストの浅田悠介さんに詳しく解説してもらいました。
「そんなんじゃお里が知れるわ」。
こんな言葉を言われたことはありませんか。一瞬「ん?」ってなりますよね。良い意味なのか、悪い意味なのかも分かりません。
今回のテーマは「お里が知れる」です。
この言葉の意味を学んでみましょう。これって、けなされてるんでしょうか。何なんでしょう。
今日こそ、ハッキリさせにいきましょうぜ。
目次
お里が知れるとは
さっそく「お里が知れる」の意味に迫ってみましょう。これは、どういう意味の言葉なのでしょう?
お里が知れるの意味とは
ざっくり言えば「生まれや育ちの程度が知れるわ」という意味になります。正直、ネガティブなニュアンスで使われることが多いです。
「お里」とは「お嫁さんの実家」のことなのですね。
そして嫁ぎ先での言動や作法がなっていないと「実家の教育レベルがこんなものかと推測されますね」と姑などに言われたわけです。要は嫌みなのですよ。
お里が知れるを言い換えると?
最も近い類語には「どんな教育を受けたのか知りたい」「親の顔が見てみたい」などが当てはまるでしょう。
他に「生まれ育ちが気になる」「出自が分かる」などにも言い換えられるでしょう。
いずれも、対象者のバックボーンを非難する意味合いになります。