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迎え舌とはどういうもの? ついやってしまう原因&やめるためのトレーニング

松本繁美(マナーアドバイザー)

食事をしているとき、気が付いたら食べ物を舌でキャッチしていることはありませんか? これは「迎え舌」といい、マナーとしては良くないもの。無意識にしている人も多いという迎え舌の直し方を、マナーアドバイザーの松本繁美さんにお伺いしました。

迎え舌になる原因

迎え舌になる原因は何でしょう。さまざまな原因が思い当たります。また、本人に自覚がないのも直らない原因かもしれません。

(1)親のしつけが悪かった

幼少期に食べ物を受け止めようとして、まず舌が出てしまうのはよくあることです。これを、親が見逃さずにしつけるかが大きなポイントです。

親自身も迎え舌の習慣が直っていなかったり、悪いしぐさだと認識していないケースも多々あります。

(2)口周りや舌の筋力が弱い

顎の筋力が弱く噛む力が無いと、食べ物を受け止める力も弱くなり、自然に舌が出てしまうようになります。

迎え舌になるのは、口の筋力が弱いせいかもしれません。

(3)ポカンと口を開けていることが普段から多い

無意識のうちに、ポカンと口を開けていることを指摘されることが多い人も要注意です。何も考えていない状態のときは、その人にとっての自然な姿が出てしまいます。

言い方を変えれば、口に緊張感がない人は迎え舌になっている人が多いのです。

(4)一口のサイズが大きい

一口のサイズは人によって異なりますが、大きな口を開けなくては食べきれないほどの一口サイズは、思わず舌も受け止めるために出てしまうものです。

(5)前歯で噛んで受け止めるという意識が無い

食べ物を口に入れるときに、本来は舌でキャッチするのではなく、前歯で噛んで受け止めます。その意識が無い場合、舌で受け止めるようになるのです。

(6)食事のとき、顔自体が下向きか上向きになっている

食べるときに顔が下向きになっていて顎を引いているようなスタイルの人は、食べ物をこぼさないようにと自然に舌が出るようです。

反対にやや上向きになっている人も、顔全体で食べ物を受け止めようと意識するのか、舌がサポートするように出てしまうこともあるようです。

(7)こぼしたくないという深層心理

食べ物をこぼしたくないという気持ちは誰しもあります。この深層心理が作用して、何とかこぼさずに口に入れようと舌にまで応援させようとしているのかもしれません。

次ページ:迎え舌をやめる方法

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