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楽しい人生を送るために。つまらない毎日からの脱却法

ラブホの上野さん

感動は自分自身で選ぶことが大切

私はジェットコースターがあまり好きではないのですが、世の中にはジェットコースターが好きな人がたくさんいらっしゃるようです。

さて、それではジェットコースターは一体なぜ楽しいのでしょうか?

ジェットコースターが落ちるときのフワッとする感覚。あれは人間という生物にとっては間違いなく不快であり、決して快感では御座いません。「あのフワッとする感覚がたまらない」とか言っている方は、不快を快感に変えることができる生粋のマゾヒストでしょう。

そもそもジェットコースターに乗っている人間は、乗っているときに「今、楽しいな」とか「つまらないな」などと考えたりは致しません。私たちが「楽しい」と口にするのはジェットコースターを降りた瞬間なのです。

そう考えるとジェットコースターというアトラクションは、本質的に不快を与える乗り物であるといえるでしょう。

落下、高速移動、強いG。

人類にとって本来不快である刺激を与えることで、乗っている人に「不快」という感動を与えます。そしてジェットコースターが止まった瞬間に、乗っている人は「不快がなくなる」快感という感動を手に入れることができるのでしょう。

このようにジェットコースターは感情がコロコロ変わるから楽しいのです。

しかし、そんなジェットコースターであっても人から強引に乗せられたら楽しくありません。ジェットスターが苦手な方を強引に乗せる方が存在いたしますが、強引に乗せられたジェットコースターを楽しんでいる人など存在しないのです。

やはり私たちは自分で選択した行為にしか感情が動かないのでしょう。人から与えられるものは所詮受け身であり、自身の感情を揺さぶるほどの感動が御座いません。

ですので、不快な感動を選ぶにせよ、快感な感動を選ぶにせよ、自分自身の意思で選択しなくてはならないのです。

(ラブホの上野さん)

※画像はイメージです

※この記事は2020年03月30日に公開されたものです

ラブホの上野さん (恋愛コラムライター・ラブホテル店長)

都内某所のラブホテルスタッフ。

自分のホテルの売り上げを増やすためにラブホテルへの誘い方をツイッターで伝授していたところ、そのテクニックが話題になり漫画原作やコラムの執筆をすることになる。

漫画『ラブホの上野さん』原作。恋愛コラムライター。某ラブホテル店長。

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