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楽しい人生を送るために。つまらない毎日からの脱却法

ラブホの上野さん

代わり映えのない毎日に「人生つまらないな……」なんて思っていませんか? そんな状況から脱却する方法を、ラブホの上野さんに詳しく教えてもらいましょう。

「毎日がつまらないのですが、どうしたら楽しくなりますか?」というお悩みに今回は回答させていただくのですが、それとよく似たお悩みとして「毎日がつらい」というものが御座います。

この2つは非常によく似ていますが、根本的な原因まで考えると全く別の問題であると考えなくてはなりません。

例えば、毎日ろくな食事も食べられない生活は「つらい生活」であっても「つまらない生活」ではないでしょう。一方で、ラノベの主人公が言いがちな「今の生活は退屈だな」的な生活は、「つまらない生活」であっても「つらい生活」ではありません。

この2つの違いを一言でいえば、つらい生活は“苦しい原因がある生活”であり、つまらない生活は“楽しい原因がない生活”といえるでしょう。

条件的にこの2つが同時発生することも御座いますが、ひとまず今回は「つまらない生活」について解説をさせていただきます。

もしも皆様がつらい生活でお悩みなのであれば、これはもうつらさの原因になっている根本問題を解決するしかありません。

つまらない人生は「やおい」である

「やおい」という言葉をご存知でしょうか?

今日では「男性同士の恋愛を描いた物語」という意味合いで使われることも多い言葉ですが、元々は「山なし、落ちなし、意味なし」という意味で使われておりました。

山場もオチも意味もない物語。つまり死ぬほどつまらない物語のことを「やおい」と呼んでいたのです。

それでは、「やおい」は一体なぜそこまでつまらないのでしょうか? もちろん「山場」も「オチ」もないのですから、面白いはずがないといえばそれまでの話でしょう。

しかし、それでは一体なぜ「山場」や「オチ」がないと話は面白くないのでしょうか?

それはズバリ「感情が動かないから」で御座います。

「感動」という言葉は「感情が動く」と書きますが、まさにこの言葉の通りでしょう。人間は感情が動いたときに面白いと感じる生き物なのです。

ここで重要なのは感動とは「感情が動く」ということであって、どちらに動くかについては重要ではないということでしょう。つまり感情がプラス方向に動くのも感動ですが、マイナス方向に動くのもまた感動なのです。

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