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専門家が教える一人暮らしにおすすめの間取り

中村マリア

一人暮らしの間取りの選び方

ここまで、一人暮らし向けの間取り「ワンルーム」「1K」「1DK」「1LDK」について特徴を説明してきました。

それぞれの間取りの違いが分かったところで、今度は自分に合った間取りの選び方をお教えしたいと思います。

安くて広いお部屋を選ぶことができればそれが一番ですが、安ければ狭い、広ければ高いというのが世の常です。

納得できる部屋に住むためのカギは「優先順位」

限られた予算の中で納得できるお部屋を選ぶためにはまずは優先順位を決めることです。賃料、広さ、立地……。絶対に譲れないポイントと妥協できるポイントを自分の中で明確にしてください。

そして自分がどんな生活を送りたいのかよく考えましょう。

たとえば、「休日は家で過ごす」「インテリアにこだわりたい」「料理が好き」という方は面積を重視してお部屋選びをするといいでしょう。1LDKなら理想の生活が送れるはずです。

反対に「休日は外で過ごす」「持ち物が少ない」「食事は外食中心」という方はワンルームで十分かもしれません。

以前、「トイレで読書をしたいのでトイレにゆとりがある部屋に住みたい」という方がいらっしゃいました。ここまで自分のライフスタイルが分かっていればお部屋探しが楽だと思います。

内見をするときのポイント

気になるお部屋が見つかったら次は内見(室内見学)です。

間取り図だけではどれくらいの広さなのか分からない方も多いと思います。特に、梁や柱、天井の高さなどの立体的な部分は平面図では読み取りづらいですよね。

内見をするときのポイントは面積の小さい部屋から見ること。

先に面積の大きい部屋を見ると、それ以下の広さの部屋を見たときに、実面積にかかわらず狭いという印象を受けてしまうのです。

中には「もう小さい部屋には戻れない!」と悲鳴を上げられる方も……。

部屋選びはライフスタイルに合わせて!

一人暮らしのお部屋は、家族やパートナーに左右されずに自由を謳歌できる空間です。

自分のライフスタイルにぴったり合う部屋を見つけてくださいね。

(中村マリア)

※一部画像はイメージです

※この記事は2020年03月06日に公開されたものです

中村マリア

不動産会社・Tender Living株式会社の代表取締役。不動産専門家としてメディアでも活躍。

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