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彼女が冷めてるサインとは? 冷めてる気がする時の対処法

マドカ・ジャスミン

彼女が本当に冷めてる場合の対処法

そこからどう修復するか、対処するか。これはもう地道な努力しかない。

友情・努力・勝利ならぬ、愛情・努力・勝利……だ。

冷めた彼女への対処法

とにかく彼女の要望や希望に沿う。些細な我儘にも全力で応える。怒ったり、泣いたりしたら、全力で抱きしめる。どれだけ冷たい言動や態度をされようが、笑顔を絶やさない。「好きだよ」「愛してる」を惜しみなく伝える。

これらを毎日のようにただひたすら繰り返す。もちろん、ゴールなんて見えない暗中模索状態。

ぶっちゃけ言えば、これが出来るなら、彼女が冷めることなんてなかったわけだ。一度冷められているとすれば、勝率は低く、非常にアウェイでかつ長い戦いになるだろう。

問題は「対処法」を粛々と継続できるか

大体の男性は「どうにかしてやるぞ!」と意気込んでこれを始める。

自分から離れた恋人を取り戻すべく奮闘する姿は、さながらディズニープリンスのようだ。

しかし、その調子はそう長くは続かない。どれだけ蝶よ花よと扱えど、冷めた女性がすぐに再び温まるなんてことはそうそうない。

お姫様はおろか、女王様扱いをしても、返ってくる感謝の言葉はよくて定型文。最悪、SNSの裏アカウントで「あいつ必死なんだけど(笑)無理すぎる(笑)」なんて晒しものにされている場合も無きにしも非ず。

女性は気がない男性への態度は、まるで鬼と対峙する鬼殺隊のような残酷さ。纏っている雰囲気だけで鬼を倒せるといっても過言ではないはず。

そんな彼女に無償・有償問わず愛を捧げ続けられるのは、この世に何人もいないだろう。

逆に何人もいたら、きっとこんなにも恋愛がカルチャー化することもなければ、恋愛コラムを書くことが仕事になるわけがない。

文化への見方と人が抱える悩みの数だけ仕事は生まれるのだから。

対処法を続けても愛情は戻らないこともある

最初は大義を胸に頑張れたとしても、段々とその大義が重荷となって身体にのしかかる。

頭の中に声が響く。

『何であんな最低な女の為にお前が無理をするんだ』『裏切ったのは相手だろ。何を甘く接している』『どれだけ尽力しようが、あいつはお前に見向きもしない』『苦しいだろ。憎いか? 憎いだろうな』。

そんな声の数々と目の前にいる冷めた彼女。不甲斐なく、無様で格好悪い自分。

自分はなんの為にこんなことをしているのだろうか。周りは自分をどう見ているのか。

馬鹿な男、不憫な彼氏、そう思われているのかもしれない。彼女への自分の努力は、果たして本当に愛情なのか。……それとも、ただの執着?

自問自答。疑心暗鬼。彼女の冷たい視線。それを浴びる縋りつく自分。

もう、この時点で答えは出ている。やはり、別れるしかない。

もしこのタイミングでも別れなければ、次に訪れるのは所謂“寝取られ”。見方を変えれば、痺れを切らした彼女からの最終通告だ。

これを受けたら、返答はひとつしかない。「わかった」。

仮面カップルの提案

ただ、中には「別の人を好きでいい。それでもいいから、一緒にいてほしい」と仮面カップルを提案する強者もいる。これはもう、超特殊例。ここまでくれば、立派な性癖にほかならない。

一般常識だとかモラルだとか、倫理だとかで語れない境地に達しているので、良い意味で「どうぞお好きにしてください」に尽きる。本当に良い意味で。

実際、彼氏からこれを言われた彼女はすごく動揺し、反発もあって同時並行で関係を持つ相手にどっぷり浸かるのは目に見えている。が、そこから彼氏への気持ちが戻る可能性は多くはないが、ゼロとも言い切れない。

自分の悪い行いを承認されると、その行いを自ら止めるといった行動パターンはよく聞く話だ。

例えば、暴力的で自分勝手。仕事にもやる気を出さない人に「壁を殴っても、家に帰って来なくても、働かなくてもいいよ!」と言えば、相手は勝手にネガティブな想像をしたり、「言うことなんて聞くか!」と反抗し言われたことと反対の行動に移すようになったりもする(この場合だと、暴力性を抑え、誠実になり、仕事にやる気を出す)。

ただの天邪鬼な面倒臭い人だと捉えられたらそれまでだが、人をコントロールするのは意外と容易いとも言えないだろうか。

そうは言っても、こういう簡単な心理術もどきで再度手に入った愛は、同じく簡単な何かで去っていくだろう。

もっと言及すれば、その愛も愛ではなく、彼女が張った意地と言ったほうが正しい。

術で手に入れた意地で成り立つ関係は楽しいものなのか? 私にはわからない。

一度冷めた愛情は”元”には戻らない

一度冷めた愛情は“元”には戻らない。

別れない選択をしたのなら、戻るのではなく、新たな関係性を“築く”スタンスでいること。

一度あることは二度ある。二度あることは三度ある。

昔のことわざは、侮れないぞ。

(マドカ・ジャスミン)

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※画像はイメージです

※この記事は2020年02月27日に公開されたものです

マドカ・ジャスミン (エバンジェリスト)

エバンジェリスト。1995年9月2日生まれ。2016年3月に開始した多種多様な人脈や行動力を武器としたライティングや、STD(性感染症)やHIV防止啓蒙活動も行う。その豊富な経験とユニークな着眼点から人間模様を中心とした執筆内容、独自の視点からなるツイートが若者を中心に男女問わず支持を集める。地上波TV番組雑誌への出演多数。2018年3月には、自身初となる自著「Who am I?」をKADOKAWAから出版。

ツイッターアカウント:https://twitter.com/mdk_jasmine

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