一人暮らしが寂しい瞬間あるあるとは? 原因と孤独の対処法7つ
一人暮らしが寂しい時の対処法
続いては、一時的に寂しさを和らげる方法を紹介します。
前述した根本の原因を取り除いてあげる必要がありますが、これらの行動で一瞬は気を紛らわすことができるでしょう。
(1)友達を頼りまくる
友達に恵まれているなら、とことん頼りましょう。そう、一人暮らし中のあなたにとって大切なのは「遠くの親戚より近くの他人」です。
寂しい夜は友達とご飯を食べたり、夜通し遊んだり。良い意味で、家族とは違う関わり方をできるのが友達の良さでしょう。
(2)騒がしい映画を観る
どんちゃん騒ぎの映画を観て、テンションを上げるのもおすすめ。
『ハングオーバー』とか『怒りのデスロード』とか、『Mr.ビーン』とか。とにかくはちゃめちゃな作品を選んで、流しておきましょう。
一人が寂しいと思っていた自分を「アホらしい」と思えるくらい騒がしい作品が◎です。
(3)カフェや図書館で勉強
それぞれが孤独でいて、でも密集している。そんな不思議な空間が、カフェや図書館です。せっかくなので、寂しさを紛らわせながら、自分を成長させましょう。
資格の勉強をしたり、仕事のおさらいをしたり。何もない休日は、一人だけど一人じゃない空間を利用するのがおすすめです。
(4)自宅以外でテレワークする
昨今、寂しさの敵となりつつあるのが、テレワーク。あれほど出社が面倒だと思っていたのに、いざ来なくてもいいとなると急に孤独が浮き彫りになるものです。
テレワークによって他人と接触する機会が減り、一人の時間が増えた人も多いでしょう。
寂しさでどうにかなりそうな時は、カフェやテレワークスペースを活用して孤独を遠ざけるのも手。たまには出社を取り入れながら、意図的に一人じゃない空間へ出向くようにしてみてください。

在宅ワークが寂しい時の対処法を詳しく解説します。
(5)婚活してみる
「一生一人かもしれない不安」が大きな原因となっている人は、これを機会に婚活を始めるのも手です。一人が嫌なら、一緒にいてくれる相手を探すのです。
ただし、この方法はブーメランになる可能性があるので少し注意。婚活がうまくいかないと、より寂しさを感じるパターンもあるので、その覚悟は持って挑みましょう。
(6)ペットを愛でる
ペットの存在は、あなたの寂しい心を救ってくれるかもしれません。
とはいえ、その場しのぎで飼い始めるのは絶対にNG。責任を持って育てていける、と覚悟を持ってから検討しましょう。
(7)たまには実家に帰る
寂しいなら、たまには実家に帰って甘えましょう。今のあなたは、気の置けない相手と話して、心を休める時間が必要なのかもしれません。
お盆だから、暮れだからと、帰るタイミングに理由をつけなくてもOK。帰りたい時に帰ればいいんです。それだけで気持ちが楽になりませんか?
一人暮らしの寂しさは、慣れの問題?
ここで、私が体調不良になった冒頭の話に戻りましょう。自宅療養していた私に対し、母がLINEでこう尋ねてきました。
「大丈夫かもしれないけど、でもずっと一人でいたら寂しいでしょ? 話し相手になるから行こうか?」と。
「全然、一人でも楽しくやってるから大丈夫!」と返してから気づきました。一人で楽しくやってる私、ちょっとヤバくないか……と。
さて、しかしこんなに一人暮らしに慣れて快適になってしまった私でも、一人が寂しかったことはあります。
社会人になって初めて、一人暮らしをし始めた頃です。母と買い物をしてお茶をし、家に帰ろうと別の電車に乗った時。これまで子どもの時からずっと、こうして出かけたら家まで一緒に帰っていたのに、母親に「またね~」と言うのが寂しくて、帰り道に泣きました。
あとは一人で暗い家に帰って、家の鍵が開いていた時(鍵のかけ忘れ)。中に誰か潜んでいるんじゃないかと怖くなりますよね。
とはいえ、母と別れるのが寂しくて泣いたのは一回だけ。鍵のかけ忘れは何度かやりましたが、これも慣れれば「あ、鍵開いてたワロタ」で済むようになります。
つまりは、一人暮らしの寂しさとは、少なからず慣れの問題でもあるのです。何度も寂しい夜を乗り越えるうちに、きっと耐性がついていきます。それを知っているだけでも、少し心強くなりませんか?
最後は根本的な原因に目を向けよう
一人暮らしに寂しさを感じると、恋人を作ろうと焦ったり、ペットを飼ってみようかと考えたり、恋人に結婚を迫ったり……、したくなるかもしれません。
でも、その場しのぎの対策でよく考えずに寂しさをごまかすことはやめましょう。
彼氏を作るにしろ、ペットを飼うにしろ、今の恋人と結婚するにしろ、きちんと冷静な判断のもと、責任を持って付き合っていけるか吟味する必要があります。
自分以外の何かに頼って寂しさを埋める一時的な方法もありますが、最終的には一人での生活に慣れていく努力も必要でしょう。
大丈夫、いずれ私のように慣れます。自分の幸福度を上げることができるのは、いつだって自分自身なのです。それを忘れずに一人暮らしの孤独と向き合ってみてくださいね。
(E子)
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※この記事は2020年01月14日に公開されたものです