元キャバ嬢直伝。LINEの「誕生日メッセージ」20選
誕生日のお祝いメッセージって、どこかで見たような文面になりがち……。今回は元キャバ嬢の二宮ゆみさんに、テンプレ感のない「誕生日メッセージ」を、送る対象別にご紹介してもらいます。
キャバ嬢時代の自分の誕生日は、彼氏とすごしたくて一度もお店に出勤したことがなかった、まるでNo.1になる気がないヤル気ゼロの私でしたが、お客様への誕生日メールだけは欠かしたことがありません。
だって、ちょっと凝った「お誕生日おめでとう♡」を送るだけで、大半は後日(数人に至っては「待っていました!」といわんばかりに当日)必ずお店に来てくれる、年に一度の出血大サービスのボーナスデーだったからです。
今回は、いろんな意味で人一倍誕生日にこだわってきた私が、「コレは効いたなあ……」と実感した誕生日メッセージをご紹介します!
想いが伝わるLINEでの「誕生日メッセージ」20選
では早速、「友だち」「彼氏」「上司」「先輩」のそれぞれに送る、テンプレっぽくならないLINEでの誕生日メッセージを紹介します。
友だち編
1.思い出のエピソードをつづる
【例文】
「○○、誕生日おめでとう! 28歳は帰り道でマーライオン厳禁だからね! 酒は飲んでも飲まれるな!(笑) いつも付き合ってくれてありがとう。また遊んでー!♡」
この1年の2人の思い出のエピソードをつづり、大切な友だちであることやずっと友だちでいたいことを伝えます。
ちなみに一番のオススメは誕生日のお祝いをリアルにすることです。なので、時間があるなら、ぜひお祝いの会を開いてあげてください♡
2.面と向かって伝えにくいことをつづる
【例文】
「○○、5回目の26歳おめでとう! 今年もやさしさMAXな○○に頼りっきりかもだけど、よろしくお願いします♡(笑)」
普段言いにくい感謝や友だちのいいところをつづりましょう。面と向かっては誉められなくても、1年に1度しかない特別な日ならおめでとうの言葉と一緒に伝えられます。褒められてイヤな人はまずいませんしね。
ちなみにこの「〇回目の26歳」は私の仲間うちの言葉遊びです(笑)。仲間だけに伝わる冗談などがあれば、意識的に織り交ぜてください♡
3.今すぐ駆けつけることを伝える
【例文】
「○○、誕生日おめでとう! ケーキ買って今からお祝いに行くわ!! 予定なければ(笑)」
いろんなところで「まず動け!」とお話させてもらっていますが、誕生日も例外ではありません。自分のためにすぐ動いてくれる人がいるって、すごい幸せなことです。
もし「恋人と別れて何もする気がしない……」などとボヤいている友だちがいたら、ダメもとでも連絡するとかなり喜んでもらえる可能性も。
当たり前ですが、必ず駆けつけられる場合以外使ってはいけません(笑)。
「うれしい! ありがとう! ホントはひとりでいたくなかったのー」と返事が来たら、絶対にお祝いしに行きましょう。
4.普段の何気ない会話を実行する
【例文】
「○○、誕生日おめでとう! 来週の金曜夜空いてない? ○○の行きたいって言ってたあの店の予約取れたよ! いつものお礼もかねてお祝いさせて♡」
これも相手のために動くパターンですが、友だちとの普段の会話を覚えていて、さらに実行しているところがポイント。
普段の何気ない会話を覚えておかなければならない難易度☆☆☆☆☆のメッセージですが、効果は絶大です。
5.生まれてきてくれたことに感謝する
【例文】
「○○、誕生日おめでとう! ○○が生まれてくれたことに感謝せずにはいられないよー。……お母さんみたいだけど本心(笑)。これからもよろしくね!!」
生まれてきてくれた子どもに、「ありがとう」と親がよく伝えますが、それと同じくらいあなたがいてくれてよかったっていうことを伝えてみましょう。
かなり仲のいい友だちにしか使えませんが、承認欲求満たされまくりの一言です。
彼氏編
1.照れくさいことを伝える
【例文】
「○○誕生日おめでとう! ひとつ大人になるけど、35歳も変わらずラブラブで(笑)。 大好きだよ♡」
いつもは照れくさくて言えない(人も多い)、大好きな気持ちを誕生日くらいはストレートに伝えたいですね。
「まあまあ好き」くらいの恋愛温度だとしても、誕生日の今日くらいは大好きと言ってあげましょう。それが大人。それがやさしさというものです(笑)。
カワイイあなたをアピールできるし、言われ慣れていなければいないほど、彼も喜んでくれます。
2.誕生日デートについてふれる
【例文】
「○○誕生日おめでとう! 今日のお祝いデート楽しみにしててね!!」
事前にお祝いデートの約束をしているときのメールならこちら。
朝からデートまで彼の気分を盛り上げっぱなしにさせるため、できれば0時を回った瞬間、もしくはお肌のために22時にはベッドに入るという方なら起きてすぐに、このメッセージを送ってください。
「自分の誕生日を重要視してくれている……!」と、彼にあなたの細やかな気遣いがビシバシ伝わることまちがいなしです。
3.健気な部分をアピール
【例文】
「○○誕生日おめでとう! 普段寝てるけど一番にお祝いのメッセージ届いてほしくて起きてたよ(笑)。偉い?」
これはちょっとした変化球ですが、あなたが普段早寝なのであれば、こんなメッセージもアリです。
「オレの誕生日のために特別な行動をする、健気でカワイイ彼女」を演出することもできる、一石二鳥のテクニックです。
ちなみに私が飲み散らかしていた独身時代。たまの休肝日にはリアルに20時に就寝し、当時彼氏だった夫の誕生日すら0時に連絡をしなかったのですが、「嫌われてるのかなと思うレベルだった」と夫に今でも言われます(笑)。
嫌われたくない人は、就寝時間をお伝えすることをオススメします(笑)。
また、LINEに予約送信できるアプリもありますが、私が調べた限りではグループラインしか送信できないものでした。早くLINEの公式予約投稿が実装されますように……。
4.プレゼントの話をする
【例文】
「○○誕生日おめでとう! 誕生日プレゼント何がいい? 前欲しいって言ってたお財布とかどうかなー?」
お付き合いが長いカップルには、ド直球にこういうメールもアリだと思います。
欲しいものちゃんと覚えてましたよっていうところも重要ですけど、息をするように「コレ欲しい、アレもいいな」と物欲が旺盛な彼氏に向けた、ちょっとしたズルいテクニック(笑)。
ここで重要なのは、提案するものは「あなたがちょっと購入をためらうレベルのお品」にします。
真っ当な彼氏ならあなたの金銭感覚を鑑みて、「それは厳しいんじゃないかな……」と遠慮してくれるハズ(笑)。あまり乱発すると効果が薄れるので、お財布事情がちょっと厳しいときにだけ使ってください。
さらに「できるかできないかは置いといて、ホントはこんなに高価なものをオレのために用意してくれようとしていたんだな……」と思い込んでもらえるため、自分の誕生日や今後のプレゼントの質に期待できます。
5.一緒に祝える喜びを直球で伝える
【例文】
「○○誕生日おめでとう! 27歳の誕生日を一緒に祝えてホントに幸せ♡ これからもよろしくね!」
長いカップルや結婚を意識しているならこれ! 一緒にいることが幸せじゃないと先に進めませんので、一緒に祝えてうれしい気持ちをできる限り伝えましょう。
これきっかけで、もしかしたら彼もゴールインを意識してくれるかも、ですからね。
上司編
1.大げさすぎないお世辞をつづる
【例文】
「お誕生日おめでとうございます! ○○さんの若さにはいつも驚かされます。皆で50歳の○○さんについていきます。これからもよろしくお願いします」
大げさすぎるお世辞はNGですが、上司の良いところ、すごいところをこの機会に讃えてみてください。
案外、上司って部下にどう思われてるのか気にしていますから、きっと何よりのプレゼントになるハズです(笑)。
2.お祝いの席を設ける提案をする
【例文】
「○○さん、お誕生日おめでとうございます。僭越ながら部署の皆でお祝いの席を設けたいのですが、今週の退社後お時間取れる日はありますか?」
企画が実行できるような関係性の会社であれば、このメッセージはうれしいです。
アンチ飲みニケーションの時代に、こんな連絡が部下からくるような組織を作った上司ってホント素晴らしい。なので、それを使わない手はありません!
そして今回だけは上司を褒めちぎってください。「〇〇さんの武勇伝、部長から聞きましたよー!」といったネタもある程度仕込んでおけば、2時間程度はあっという間です。
3.プレゼントの提案
【例文】
「○○さん、お誕生日おめでとうございます。日ごろのお礼にささやかですが、部のメンバーからプレゼントを考えているのですが、よく飲むお酒ってありますか?」
こちらも、プレゼントが渡せるような関係性であれば有効です。
「みんなからの贈り物」というだけで、家に飾っておくくらいうれしいハズです。
そして、このメールのいいところは、おそらく上司は「気持ちだけでいいよ、ありがとう」などと返してくれるハズですので、お祝いを贈らずして上司のご機嫌だけとれてしまうという点にもあります(笑)。
ただ、だからといって何もなしではあんまりなので、タバコの1カートン程度は気持ちで送るのがベストです。
4.いい歳になることを伝える
【例文】
「○○さん、お誕生日おめでとうございます。よく当たる占い師さんによると今年48歳の○○さんは仕事運が絶好調! で、さらに部下にも恵まれるそうです。恵まれたと思ってもらえるよう私も頑張ります! 今年もよろしくお願いします」
「上司のことを思って動きました」という感じの出るメッセージの例です。
何歳になっても大抵の人は自分が大好きなので、いい占い結果とあればありがたく受け取ってくれます。
ちなみに占いにまで行かなくてもけっこうですが、「ほかにはどんなこと言ってくれたか覚えてる?」などと聞かれてアタフタしないために、各種占いなどでの仕込みを忘れずに。
5.定型文を送る
【例文】
「○○さん、お誕生日おめでとうございます。季節の変わり目ですが、体調崩さぬようくれぐれもご自愛ください。」
さて、何も送るネタがない上司には、ていねいなこれで決まり。季節の変わり目じゃなければ暑い日が続きますがでも寒い日が続きますがでもよし。
いいんです。上司だって誕生日メールくるなんて思ってないから。むしろ来ないほうが当たり前だから、「送る」という行為にこそ意味があります。
先輩編
1.主役を持ち上げる内容をつづる
【例文】
「○○さん、誕生日おめでとうございます。この間の先輩の武勇伝、部署ちがいの同僚の耳にまで入ってましたよ(笑)。ますますパワフルな先輩の活躍楽しみにしてます。私も一緒に頑張ります! これからもよろしくお願いします」
先輩のいいところをこの機会にジャンジャンバリバリ褒めちぎりましょう。普段言えないけどこの日ばかりは特別。
「アンタが主役!」と、盛り上げに盛り上げ、メールだけでなく朝イチにわざわざ顔を出して「おめでとう」を伝えるのも忘れずに。
いつもは冗談を言い合っている仲でも、今日はついていきます的なカワイイ後輩になることが重要です。今後何かと助けてくれますよ。
2.特別にお祝いすると伝える
【例文】
「○○さん、誕生日おめでとうございます。先輩の好きなワインのおいしい店用意しましたのでお祝い行きましょう! 今日は先約もあると思いますから月曜どうですか? 今回だけはご馳走させてください(笑)」
お祝いのお店として先輩の好きなおいしい店を探しました、と伝えてください。
自分の話していたことをちゃんと覚えていてくれて、いい店を探す努力までしてもらったらもうテンプレ感はないですよね。好意と感謝が伝わることまちがいなしです!
3.今年あったエピ―ソードを盛り込む
【例文】
「○○さん、誕生日おめでとうございます。31歳の先輩の寝ぐせチェックも私に任せてください!(笑) でも、私は先輩のそういう素直なところが地味に大好きです♡ いつもやさしくしてくれてありがとうございます」
「友だち」のときにも使ったこのテクニックですが、直近あったエピソードはまちがいなくテッパンです。
それにプラスして、何か気の利いたひと言も贈りたいところ。先輩のことを、その他大勢の先輩ではなく、特別な先輩としてちゃんと見てますと伝わるはずです。
4.プレゼントを準備したことを伝える
【例文】
「○○さん、誕生日おめでとうございます。先輩がこの前飲んでみたいって言ってた日本酒手に入れましたよ! カワイイ後輩が机の下に置いておきました! よければ飲んでください!」
これも先輩の何気ないひと言を覚えていなければならない高度なメッセージですが、距離を縮めるにはプレゼントがもってこいです。より先輩と親しくなりたいなら、ぜひこちらを実践してみてください。
5.実際に「時間を送る」提案をする
【例文】
「○○さん、誕生日おめでとうございます。今日シフト入ってますよね? 変わりますので早く帰って彼氏さんにお祝いしてもらってください!」
「時間を送る」ステキなプレゼントです。
この働き方改革の時代にこんな会社なんてない! と信じたいですが、「誕生日で彼は休んでくれたんだけど、私が休めなかったよー……」とこぼす先輩を見つけた場合は、ぜひ実践していただきたいです!
私なら一生感謝します!
あと、今月厳しいとか、忙しすぎてプレゼントを買いに行くヒマがなかったといったという先輩に向けてもオススメです。