お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

逃げたい心理と原因をチェック。現実がつらすぎるときの対処法

織田隼人(心理コーディネーター)

もう我慢できない。逃げたいと思ったときの対処法

我慢できない、逃げたい! と思ったときにはどのように対処すればよいのでしょうか?

それぞれの原因別に対処法について見ていきましょう。

(1)仕事が原因で逃げたい場合

仕事が原因で逃げたいと思ったときには「逃げたほうがいい」パターンが多いです。

まず、仕事で逃げたいと思ったときには大きなストレスを抱えているはずですので、そのストレスを計測してくれている会社かどうかを確認しましょう。

従業員50人以上の会社ではストレスチェックが義務づけられています。

ストレスチェックがされていない会社の場合、従業員に対するケアが薄い企業であることがわかるので、さっと辞めて転職するという考え方もあるでしょう。

仕事を辞めさえてくれない、という場合には弁護士による退職代行サービスがあるので、そういったサービスを使えばサービスへの連絡ひとつで辞められます。

そこまでではないという場合は、職場の同僚に相談してみたり、休職という方法で一定期間、職場と距離を置いてみたりする方法もありますね。

(2)恋愛が原因で逃げたい場合

恋愛が原因で逃げたい場合は、まずどうしてこれほどつらくなったのか、客観的に見てくれる人に相談してみるとよいでしょう。

友だちでもよいですし、心理カウンセラーでもよいです。

とにかく人に話を聞いてもらって心を落ち着かせてから、相手に「それなら別れたら」とか「もうやめちゃえば」といわれるようであれば、その意見を受け入れて相手と距離を置くのもひとつの手です。

(3)人間関係が原因で逃げたい場合

人間関係はさまざまありますが、逃げられる人間関係の場合はできれば逃げたほうがよいです。

親戚とか友だち関係であれば距離を置くとよいでしょうし、近くに住んでいる人の場合は引っ越しを検討するのもいいでしょう。

次ページ:逃げることは悪いことではない

SHARE