「薄情者」の意味とは? ドライな性格の恋人との上手な付き合い方
薄情者の特徴とは?
薄情者とは「冷たくて人の気持ちが分からない人」だということが分かりました。
では、実際にどんな特徴があるのでしょうか。
(1)他人に興味がない
他人から見て「この人、薄情者だな」と感じるのは、自分以外の人に関心を示さない姿がまずあります。
例えば、道を歩いていて目の前で子どもが転んだのを見ても、助けることはしないし気にも留めません。
困っている人を見ても何とも思わないし、誰かのために動く気にならないのです。
他人に興味がないのは、「関わるのが面倒くさい」と感じるから。
厄介なことに巻き込まれたくない、責任を負いたくないのが本音です。

他人に興味がない人の特徴について詳しく解説しています。
(2)冷たい態度をとる
暑い日、恋人が飲み物を買ってきてくれても、そっけなくお礼を言うだけ。
街を歩いていて誰かとぶつかっても、謝るどころか顔をしかめてさっさと通り過ぎる。
薄情な人は、他人に対して心から感謝することがなく、何かしてもらっても特に大きな反応は見せないし、またお返しをすることもありません。
自分の邪魔をする人には嫌悪感を隠さず、相手が誰であっても冷たい態度を平気でとります。
感情の基準が常に自分中心なので、他人の思いやりややさしさなどを見てもそれに応える気持ちがないのです。

冷たい人の心理にはどのようなものがあるのでしょうか。心理カウンセラーが詳しく解説します。
(3)約束をしない・守らない
薄情な人は、約束をしても自分が気に入らないと思えば破ることをためらいません。
友人に、「○○の本を貸してほしい」とお願いされても自分にメリットがなければ断るし、仮に本を渡す約束をしていたとしても、気が変われば簡単に「やっぱりやめた」となかったことにします。
誰かと何かを決めるのは、「自分に得があるか」「損をすることはないか」が基準。
恋人と行くと決めていたお店での食事も、その日になって「気分じゃないから」と一方的に変更を言い出し、責められれば気分を害してそのまま帰る、なんてこともあります。
人と決めたことを破るのは、守ることに意味を持てない、相手との仲を大切にできない心の表れでもあります。

約束を守らない恋人との付き合い方を解説しています。
(4)人から信頼されない
薄情な人は、周りから敬遠されやすく友人が少ないのも特徴です。
他人に関心がなく何でも自分の気持ちを中心に行動する姿は、「信用できない」「一緒にいても楽しくない」と思われ、心から親しみを持つことができないのです。
人から信頼されないことは、孤立につながります。
常に一匹狼でまわりとコミュニケーションをとらないので、「何を考えているのかわからない」などと思われ、どんどん人が離れていく結果に。
ですが、本人はそれを何とも思っていないことが多く、友人がいない自分を悲観することもありません。

友達がいない人の特徴と対処法を、心理カウンセラーが解説しています。
(5)人の気持ちが分からない
薄情な人の大きな特徴は、相手の気持ちが分からない点にあります。
彼女との約束を破ったことでケンカになっても、原因は理解してもそれを反省することがなく、彼女の怒りや悲しみを分かろうとしません。
「俺が悪かったんだろ」とは言うけれど、約束を守ってもらえなかったことで傷ついた彼女の気持ちは考えないのですね。
常に自分の感情が優先であり、相手の気持ちは二の次。
「自分が悲しませた」事実を見ないので、埋め合わせを提案することもありません。
人の気持ちが分からない、分かろうとしないことで、他人と心を通い合わせる機会を持たないといえます。

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