モテる声の特徴とは? 専門家が教える「モテ声」トレーニング
モテる声の出し方とトレーニング
モテる声で話すには、日ごろのトレーニングも有効です。
聞きやすい発声、滑舌はあなたの話し方をより魅力的に見せるはず。ここでは、モテる声の出し方とトレーニング方法を紹介します。
「心地よく通る声」になるための呼吸トレーニング
まずは、いい声を出すためには欠かせない、基本中の基本である「腹式呼吸」からマスターしましょう。
呼吸には、主に胸のまわりの筋肉を使う「胸式呼吸」と、主におなかのまわりの筋肉を使う「腹式呼吸」があります。私たちはこれらを併用して呼吸していますが、どちらの割合が多くなっているかは人によって異なります。
「耳障りのいい声」は、腹式呼吸による発声割合が多いといえます。したがって、腹式呼吸を意識したトレーニングを行うことで、より美声に近づくことができるでしょう。
腹式呼吸のトレーニングの方法にはいろいろありますが、ここでは、もっとも簡単な方法を紹介します。
腹式呼吸のトレーニング方法
(1)両手のひらを口元に持ってくる
(2)寒さでかじかんだ手を温めるイメージで、「はぁー」と5秒間、息を吐く
たったこれだけ。1日2回やれば十分です。この方法で息を吐くと、声がよく通る腹式呼吸ができてくるはずです。
美滑舌になるためのトレーニング
滑舌の悪さは時にかわいく聞こえることもありますが、聞きやすい声とはいえません。プレゼンなどを要求される社会人になると、滑舌が悪いことがマイナスに働いてしまう場面もあるでしょう。
ある程度の意識とコントロールで、美滑舌に変えられます。相手に聞き取りやすい美しい発音をトレーニングで練習してみましょう。
頻繁に噛んでしまう(言葉に詰まったり、滑らかに言葉が出なかったりする)、あるいは滑舌が悪くなってしまうのは、口や舌がうまく動いていないからかもしれません。つまり、口や舌を動かす筋肉が硬くなっていて、自分の思い通りに動いていないのです。
活舌トレーニング
(1)「あっかんべぇ」と思いっきり舌を出し、下方向に2秒かけて伸ばす。
(2)舌を引っ込め、これを10回繰り返す
手順はたったこれだけなのですが、舌の筋肉を使う動きをすることで発音が格段によくなるはずです。
かわいい印象を作る語尾のトレーニング
多くの男性は、甘え上手な女性が大好き。普段甘え下手で、かわいい話し方や声を出すことが苦手な女性でも、語尾を意識するだけで華憐で女性らしい印象をまとうことができます。ポイントは「な・の・ね」をうまく使いこなすこと。
「な・の・ね」の語尾活用
×「これ食べたい」
〇「これ食べたいな♡」
×「明日も会いたい」
〇「明日も会いたいの♡」
×「このレストランすごくおいしい」
〇「このレストランすごくおいしいね♡」
ナ行は鼻にかかる鼻音。言い切りで終わらせるよりも語尾が柔らかく聞こえ、かわいい雰囲気が生まれるのです。