短気な人の特徴とは? 上手な付き合い方も解説
短気な人との付き合い方
短気な人とはできる限り接しないほうが気は楽になりますが、世の中どうしても短気な人はいますし、仕事や家族、友人間系で接しなければいけない機会もでてきます。
そこで、短気な人とはどのように接すればよいのかを見ていきましょう。
(1)反撃して“対等以上”の上下関係を作っておく
短気な人は反撃できない人に向けて怒りを表現することが多いです。
怒りを表現したらやり返してくるような人に対しては我慢しており、だからこそ余計に怒りやすい人に対して強い怒りを向けています。
そこで、しっかりと一度反撃して“自分は対等以上の関係である”ことを見せつけておくと、相手の短気が発動した際の怒りに触れることが少なくなります。
(2)指摘をするなら、あとでこっそりと
短気な人は自分が正しいと思っていて、自分の能力が足りていないことを指摘されると怒り出すことが多いので、人の前ではまちがいを指摘しないほうがよいでしょう。
あとでこっそり相手が落ち着いているときに「これを足しておくと、今の内容がもっとよくなるかもしれませんよ」とアドバイスするといいでしょう。
(3)ママになってあげる
これはあくまでも相手によりますが、短気な人は甘えん坊な性質も持っています。
自分を受け入れてくれる人が少ない、と本人もわかっているので受け入れてくれる人が出てくるとすごく甘える性質を持っています。
短気な人に対して「私はこの人のママなんだ」と思ってやさしく対応すると、思いっきり甘えてきて扱いやすくなります。
ただ、この方法は相手に依存されるやり方でもあるので、しっかりとした長期間の付き合いをしたい人以外にはやらないようにしましょう。
(4)職場の短気な上司や先輩などを味方につけておく
短気な人は上下関係をしっかりと守る人も多いので、短気な人の上司や先輩を味方につけておき、仲のよさを伝えておくとよいガードになってくれるでしょう。
あの人は攻撃してはいけない相手、と短気な人から認識されれば、その分怒りの矛先を向けられずにすむことになります。
(5)おだてたり、ほめたりする
短気な人と短気的にうまく接するためには、短気な人の機嫌をよくすることが効果的です。
長期的にはそれほど効果はありませんが、おだててあげたり、ほめてあげたりすることで機嫌がよくなり短気な人のストレスが一時的に減ることで、その場では怒りづらくなり接しやすい状態を作り出すことができます。
(6)短気な人が怒るポイントを覚えておく
短気な人がどんな時にどんなことをすると怒るのか覚えておくのも有効な方法といえます。
こうすれば地雷を踏むリスクを下げられるので、短気な人から怒りを向けられる頻度も下がるでしょう。
また、機嫌が良さそうな時を見計らって話し掛けるのも、怒られにくくするポイントです。
(7)適度に距離を置く
これらの方法を試しても、短気な人との付き合いがうまくいかないこともあるでしょう。そのせいで「もう疲れた……」と感じてしまう人もいるはず。
こうなったら、うまく付き合うのは諦めて適度に距離を置くのも手です。
会話は必要最低限にとどめ、対面で怒られるストレスを減らすためなるべくメールなどでやりとりするのもおすすめです。
短気な人に振りまわされないようにしよう
短気な人と付き合うと自分自身にもその短気な気持ちが移ってしまうことがあります。
そうならないためにも、短気な人とは距離を置いて付き合い、それが無理な場合には短気な人が怒らないような環境をつくることにも取り組んでみましょう。
みんなが短気になったら、それはそれで住みにくい世界になってしまいます。
日々ほっこりするようなリラックスできる環境を、ちょっとでもいいのでつくっていきましょう。
(織田隼人)
※画像はイメージです
※この記事は2019年07月31日に公開されたものです