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感情的になる人の心理。今すぐ使えるコントロール術

高見綾(心理カウンセラー)

感情的になってしまったときの対処法

感情的になってしまう人は、イラッとした瞬間に何か言ったり行動したりすることが多いので、感情があふれてきそうな感覚になったら、ひと呼吸置くことがポイントです。

決して、その場でなんとかしようとしないことです。

トイレへ行くなどその場を離れる

「その場で感情をぶつけてもいいことはない」と心に留めて、オフィスで怒りが沸いたときには、席を立ってトイレに行ったり休憩室に行ったりして、まずその場から離れましょう。

電話中なら電話を切る

社外の人との電話中に衝動が湧き上がってきたときには、「かけ直します」と言って、いったん電話を切りましょう。

冷静になれるよう頭を冷やす

そして温かい飲み物を飲んだり、深呼吸したりして、冷静になるように頭を冷やします。

感情が爆発してしまったときも、その場でなんとかしようとせずに、まずはひとりになって冷静になることを意識しましょう。

素直に謝る

まわりの人に迷惑をかけてしまったのなら、素直に謝ることも必要です。

まわりの人は感情的になった人を見て、びっくりしてどうしていいかわからなくなっていることが多いので、「これこれこういう理由でカッとなってしまいました、ごめんなさい」と真摯に対応するといいですね。

こまめに感情のケアをして、心の余裕をつくろう

人間なので、誰しも感情的になってしまうことはあります。

でも、たびたび感情的になってまわりの人に迷惑をかけてしまうのは、望んでいることではないですよね。

日ごろから我慢しすぎていると、解放されない感情が溜まっていき、ちょっとした出来事でも感情的になってしまうことがあります。

そうならないように、日ごろからこまめに感情のケアをしたり、自分と向き合う時間をつくったりして、心の余裕を持つようにしていきましょう。

自分を見つめる客観的な目を養い、感情豊かな自分と上手に付き合っていきたいものですね。

(高見綾)

※画像はイメージです

※この記事は2019年06月29日に公開されたものです

高見綾(心理カウンセラー) (心理カウンセラー)

“質上げ女子”のカウンセリングをメインで行っている。電話、面談(ZOOM、名古屋)によるカウンセリングや講座を中心にあなたのお悩みをサポート。

大学卒業後、民間企業の経理・財務業務に従事。自身の悩みを解決するために心理学を学びはじめ、人生がうまくいくためには特定の法則があることに気づく。豊富な臨床経験から、心の世界で学んだことを現実に活かすアプローチに高い評価をいただいている。

著書は「ゆずらない力」(すばる舎)。他、PHPスペシャルに記事を寄稿するなどマルチに活動中。

高見綾のブログ https://takamiaya.com/

 

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