「健気な女性」とは？　男性が守ってあげたくなる女性の特徴

専門家に聞いた！　「健気な女性」に近づくために心がけるべきこと

好きな人に好感を持ってもらうためにも、「健気な女性になりたい」と思う女性もいるでしょう。わざわざ性格を変えなくても、日々の小さな心がけ次第で、「健気な女性」に近づくことができるようですよ。恋愛・婚活研究所主宰のにらさわあきこさんに、その方法を聞いてみました。

専門家が考える「健気な女性」とは？

「健気な女性」とは、何ごとにも一生懸命取り組み、それが報われなくてもニコニコとしている、愚痴を言わない女性のこと。他人のために働くのをいとわず、お礼をしようとすると謙虚にお断りする。そんな「健気な女性」になるには、大きな目標や感謝の気持ちを持つことが大切です。

目標を持つ

「目標を持つ」というのは、自分がどういう人間になりたいかをしっかりとイメージすることです。たとえば「パティシエになりたい」とか、「簿記の資格を取りたい」などのほか、「凛とした女性になりたい」などと、なりたい像のイメージを持つのも効果的です。

目標があると、細かいことに心を揺さぶられる暇がなくなり、日々コツコツと目標に向かって努力を重ねるようになります。また、なりたい理想像が頭にあれば、行動をするときに「この行動はなりたいイメージに適しているかな？」と考えるようになるので、次第に理想通りの行動ができるようになっていくのです。

まわりに感謝する

いつもまわりに対して感謝の気持ちを持つことも大事です。私たちは「自分が行ったこと」や「誰かにされた嫌なこと」だけを強く覚えていて、反芻してしまいがちです。すると、「私が○○してあげたのに」「いつも報われない」という意識が芽生えてしまいます。

しかし、客観的に見れば、まわりから多くの恩恵を受けているのですね。たとえば、女友だちが恋愛相談にアドバイスしてくれるのは、それは友だちがそれだけ自分のためを思ってくれているということ。仕事で迷惑をかけられてフォローしたのに、「お礼を言われない」と不満に思うことがあるかもしれません。が、実は私たちだって、きっと誰かに迷惑をかけている。そのようなことを意識できるようになると、まわりに対する感謝の気持ちが自然と芽生えてきます。

それが難しい場合は、「自分がしてもらったこと」を書き出すのもおすすめです。毎晩、1日が終わる前に「○○さんに仕事を手伝ってもらった」「連絡をもらった」「健康を気にしてもらえた」などと、「誰かにしてもらったこと」を5つ以上書き出してみましょう。

「お返しをする」気持ちを忘れない

前述したような習慣が身につくと、自分がまわりから恩恵を受けていることを意識できるようになっていきます。すると、まわりに「お返し」をしたい気持ちが芽生えて、自分の行動がすべて「お返しをしている」と思えるようになるのです。

その結果、何かをしてもらうために行動するという意識は減って、「自分ができること」を粛々と行うようになっていきます。この状態こそが、客観的に見れば「健気」と言えるものでしょう。つまり、感謝の気持ちを持って行動すれば、人はおのずと健気に近づいていくのです。