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結婚お祝い金っていくら? 相場や渡し方のマナー

松本繁美(マナーアドバイザー)

結婚お祝い金の渡し方

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結婚祝い金は、いつ、どんなタイミングで渡せばいいのでしょうか。また、仕事の同僚や友人などと一緒に連名で渡す場合、どうやって準備すればいいのでしょうか。松本先生に教えていただきました。

結婚お祝い金を渡すタイミング

結婚祝いは、本来、大安や先勝といった吉日の午前中に、相手の自宅まで伺って直接手渡すのが正式な渡し方です。現在では、結婚式や披露宴当日にご祝儀袋に入れ持参するのが一般的となりました。この場合、ご祝儀袋が折れたり汚れたりしないよう、ふくさに包んで持参します。受付でふくさから取り出し、「本日はおめでとうございます」などとあいさつをして手渡しましょう。

もし、当日急きょ欠席することになって、かつ本人に直接手渡すことも難しいという場合は、現金書留郵便にして郵送しましょう。この場合は、挙式の1~2カ月前か、最低でも1週間前までには送ります。

また、もともと招待されていない場合で、かつ手渡しも難しいときは、挙式後に郵送するとよいでしょう。なぜなら、挙式前にお祝いを送ると、新郎新婦が招待しなかったことを気にする可能性があるからです。そのため、挙式後の2~3週間以内を目安にしましょう。

連名で送る場合の注意点

複数人でご祝儀を贈りたいという場合は、まず目上の人の名前を書き、そのあとは左へ順に名前を書いていきます。友人同士で贈る場合は、五十音順が平等でよいでしょう。 しかし、連名は3名が限度です。それ以上の人数で連名にする場合は、代表者の名前を中央に書き、その左側に「外一同」と書き添え、別紙に全員の氏名を書いて中包みに同封します。

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