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【専門家監修】幸せな人になるには? ~幸せな人の行動から学ぶ幸せになる方法~

小日向るり子

幸せな人が絶対にしない4つのこと

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彼らの習慣をマネするだけでは、まだ幸せな人には近づけません。続いて幸せな人が絶対に「しないこと」について紹介します。

(1)他人と比較しない

生まれた時から世界が自分一人しかいなかったら、と仮定してください。あなたは自分が幸せだとか不幸だとか考えると思いますか? 答えはNOです。なぜなら物質社会では、幸せも不幸も比較対象があるからこその概念だからです。

「○○さんは欲しいものを何でも買えているのに自分は買えない」「○○さんは彼がいて幸せそうなのに自分はモテない」など、不幸になる嫉妬やねたみの感情は、すべて他者との比較から生じています。また嫉妬やねたみだけでなく「自分はこんなにアドレス登録している知り合いがいるんだよ」といった他人と比較した自慢話も幸せな人はしたりしないのです。

(2)無理をしない

前述、幸せな人がやっている習慣の3つ目に「努力をする」をあげましたが、幸せな人は、努力はしますが無理はしません。「無理」とは言い換えると自分の心や身体を犠牲にするということです。たとえば、冨を社会や他人に分配するために借金したりはしませんし、運動も身体を壊してまではしません。幸せな人は自分自身が心地よいと感じる程度をわきまえているため、決して無理はしないのです。

(3)欲張らない

幸せな人は「人間は欲を求めたらきりがない」ことをわかっているため欲張りません。そのため生活に必要以上の冨を得たら他者に還元します。また彼らは自分自身が幸せを感じていれば、人が自然と周りに集まることも知っているので、初対面の人に強引にライン交換をせがんだり、Facebookの友だち申請もしません。

(4)こだわりすぎない

理想を持つのは悪いことではありませんが、こだわりすぎると自分自身を追い込みます。たとえば「あの仕事がしたい」「こんな人と付き合いたい」「こんな洋服を着たい」といった願望は、強すぎると「あの仕事以外はイヤ」「この人以外はイヤ」「この洋服以外はイヤ」といった嫌悪感情に変わり、選択肢を少なくしてしまいます。選択肢が少なすぎる人生は生き辛さにつながります。幸せな人は選択肢を必要以上に自ら狭めることをしません。

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