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嫉妬深い女性の特徴って? 恋愛における嫉妬のメリット・デメリット

織田隼人(心理コーディネーター)

恋愛における「嫉妬」の影響とは?

では、この「嫉妬」の感情は恋愛においてどのような影響をもたらすのでしょうか? 「嫉妬深い女性の特徴」と恋愛における「嫉妬」のメリット・デメリットについて聞いてみました。
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◆嫉妬深い女性の特徴3つ

1)自分がたいしたことのない人間だと思っている

「私なんて……」が口癖の人に多いです。自分がたいしたことのない人間だと思っているので、「大事なモノを失ってしまうのでは……」、「もう二度と手に入らないのでは……」、とつい考えてしまいます。そして考えれば考えるほど不安や嫉妬がどんどん募っていくことになります。

2)ブランドものが好き

ブランドというわかりやすい価値観に手を出していることから「価値観を人に任せている」ことがある程度わかります。自分に確固たる軸がないけれど「人に認められたい」という自信のなさからブランドという「武器・防具」を身にまとうことで自分の身を守っています。武器や防具で自分の自信を上乗せして精神安定剤にしているので、恋愛などの場面では武器が利用できずに自信のなさがあらわれることが多いです。

3)常に誰かといないと不安になる

誰かと一緒にいたり、誰かと同調することで不安を感じにくいようにしている人も嫉妬しやすいです。女性グループができると嫉妬が生まれる、といわれるのは「誰かと一緒にいないと不安な人」がグループを作りやすいからです。他人をとても気にする性質も持っているので、自分にないものをほかの人がもっていたらそれが妬みにもなっていきます。

◆恋愛における「嫉妬」のメリット・デメリット

恋愛における嫉妬のメリットは、「気持ちを盛り上げる」効果があることです。また、多少の嫉妬であれば相手を「大切にする」効果もあります。好きな人がいるときに発生する嫉妬はジェラシー型であるので「大切な人」「二度と手に入らない人」という、相手を大事にしている気持ちから発生します。そして、その相手を大事にする気持ちが嫉妬というフィルターを通してさらに「この人は大事な人」である、ということを気づかせてくれます。また、愛情から嫉妬は発生しているので「私はこの人が本当に好き」ということも気づかせてくれます。適量の嫉妬は恋を盛り上げるのによい加速装置となります。

一方でデメリットは、嫉妬心が表に出てくると攻撃的になってしまうことです。彼と仲よく話している女性のことを悪く言ったり、場合によっては彼に「ほかの女性と話をしないで」と本来しなくてもよい制限をかけたりなどしてしまうことがあります。恋愛はそもそも「二人で幸せになる」ことが大切なのに、相手のことを制約して相手の幸せを少し減らしてしまうことがあるのです。攻撃的でない女性の場合は、嫉妬からうじうじと悩んだり、友達にひたすらグチをい言ったりなどマイナスの感情をまわりに伝えてしまい、友達からも面倒がられると言うことが起きることもあります。また、嫉妬が激しくなると「愛情を確認しなければ」という思いが強くなり、彼に対して「私のこと好き?」「好きなら○○してくれるはず」というようにどんどん要求が増して、彼を困らせてしまうこともあります。

次ページ:恋愛における嫉妬深い性格を直すには?

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