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告白されたらどうするべき? 迷ったときの対処法と返事の伝え方

織田隼人(心理コーディネーター)

ファナティック

告白されたあとのベストな返事の伝え方

告白をされたあと、OKするにしてもお断りするにしても、どう伝えるかは非常に重要です。ここからは、男性から告白されたあとの「ベストな返事の伝え方」を見ていきましょう。

【OKの返事をするとき】好印象な「告白のOKの伝え方」

最初は、「告白のOKの伝え方」。2人の交際がスタートするのも、このタイミングからですよね。男性に告白されて女性がOKするとき、どのように返事をすれば好印象を与えることができるのでしょうか? 女性たちに「告白のOKの伝え方」を聞いてみました。

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(1)シンプルに「よろしくお願いします」と伝える

・「よろしくお願いします、とわかりやすく目を見て伝えること」(23歳/学校・教育関連/その他)

・「相手の目を見て手をつなぎ、ほほえみながら『こちらこそよろしくお願いします』と伝える」(25歳/商社・卸/事務系専門職)

シンプルですが、わかりやすいOKの返事の仕方ですよね。きちんと「よろしくお願いします」と言うことで、誠実な印象も与えることができそうです。

(2)「告白されてうれしかった」とうれしい気持ちを伝える

・「うれしかったと伝えるのがよいと思う」(28歳/医療・福祉/専門職)

・「『わぁ、うれしい。まさかそう思ってくれているとは思ってなかった。私もあなたに対して同じ気持ちを持っています』と、素直な気持ちを伝えることで、相手の不安感を払拭できると思う」(24歳/医療・福祉/専門職)

告白されてうれしかったのなら、素直にその気持ちを伝えてあげるといいでしょう。相手もきっと喜んでくれるはず。

(3)「私も好きです」と好意があることを伝える

・「自分も共感というか、私も好きだったとか言う」(33歳/医療・福祉/専門職)

・「自分も好きだということを伝えて、告白してくれたことに感謝する」(28歳/医療・福祉/事務系専門職)

ただOKを伝えるだけだと、「俺のことをどう思っているの?」と不安になる男性もいるかもしれません。きちんと好意を伝えてあげることで、安心してもらえそうですね。

シンプルにわかりやすく、かつ彼に喜んでもらえるような一言を添えると、好印象を与えることができるかもしれませんね。OKの返事をする場合は、ぜひ参考にしてみてください。

【NGの返事をするとき】専門家に聞いた「告白の上手な断り方」

なかなか難しくて悩んでしまうのが、NGの返事の仕方。断り方を誤ってしまうと、あとあとトラブルになる可能性も考えられますよね。どのように対処するべきなのか、男女の心理にくわしい心理コーディネーターの織田隼人さんに解説してもらいましょう。

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◇断りたいけど断りにくい……そもそも「告白の返事」はするべき?

マナーとして、告白にはできる限り返事をしましょう。自分が告白してそれをスルーされたらどう思うか、を考えてみてください。何かしら回答がほしい、と感じますよね。あなたが断りたいと思うなら、きちんと誠意を持ってお断りしましょう。

◇告白を断るときはLINE・メールでも大丈夫?

告白を断るときは、LINEやメールでも大丈夫です。直接会って話してもいいですが、さすがにそれでは心の負担が大きくて、そもそも断ること自体が面倒になってしまいがち。連絡ツールはLINEやメールでいいので、きちんと返事をしましょう。

◇傷つかずに諦めてもらえる「告白の上手な断り方」

まず「告白してくれてありがとう」という感謝の気持ちを伝えてから、「でも、付き合えません。ごめんなさい」ときっぱりと断るといいです。断るだけだと相手を傷つけて終わりますが、最初に感謝の気持ちを伝えておけば、ある程度は相手のショックを和らげる効果もあり、断った人の評判もそれほど落ちないはずです。

織田さんのアドバイスを参考に、誠意を持ってお断りの言葉を伝えましょう。しっかりと関係に終止符を打つことで、彼も次の恋に進めるようになるかもしれません。

【OKかNGか決まらないとき】返事に迷ったときの対処法

最後は、OKかNGか返事に迷うときの対処法です。このようにすぐに返事ができない場合、どのように対処するのがいいのでしょうか? 女性たちに聞いた3つの対処法をまとめました。

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(1)「まずは友だちから」と伝えて様子を見る

・「友だちからお願いして、待ってくれるか試せば相手の誠意がわかると思う」(22歳/食品・飲料/その他)

・「もっとお互いをよく知りたいから、まずはお友だちからスタートしませんか? と言う」(33歳/金融・証券/事務系専門職)

まだあまり相手のことを知らない場合は、まずは友だちからスタートしようと提案するのがいいかもしれません。友だち期間を経て、彼と付き合おうと決意できるかもしれないですよね。

(2)一定期間、返事を保留にする

・「少し返事を待ってもらう。あわてて決めずに、ゆっくり判断したほうが後悔が少なそう」(33歳/医療・福祉/専門職)

・「私だったら、期間を空けます。しばらく考えさせてと言って、その間にもしつこく連絡してくるようなら、その男は自分勝手だと思うのでやめておきます」(31歳/小売店/事務系専門職)

「しばらく考えさせて」と返事を保留にするという意見も。しっかり期間を決めて保留にすれば、相手にもストレスがかかりませんし、自分も落ち着いて考えることができそうですよね。

★専門家に聞いた! 「返事を保留する」期間はどれくらいまでOK?

「告白されてから3日くらい保留にして返事をしましょう。1週間だと待たせる時間が長すぎますし、なにより男性が粘着してしまう可能性があります。相手に粘着される前にきちんとお断りして、関係を終わらせるのが得策です」(心理コーディネーター・織田隼人)

(3)迷ったら付き合わない

・「迷ったら付き合わない。そのあと気持ちが変わればこちらから伝えたらいいし、相手から再度告白があれば気持ちが強いのだとわかるから」(27歳/医療・福祉/専門職)

・「迷うということは何か引っかかることがあるのだと思うので、そうなったら付き合わない」(30歳/その他/販売職・サービス系)

迷うくらいなら付き合わない選択をするという女性も。たしかに、「迷う」=「付き合うことに躊躇している」という場合もあり、すでに答えは出ているのかもしれません。

告白の返事に迷ったときの対処法として、いろいろな意見が寄せられました。流されてなんとなく付き合うのではなく、これを機に自分の気持ちとしっかり向き合う必要がありそうですね。

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