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うざいっ!! 「マンスプレイニング」の意味と対処法

高見綾(心理カウンセラー)

マンスプレイニングされたときの対処法

職場など、付き合わなければならない環境でマンスプレイニングされたらどう対処すればよいのでしょうか。賢い対処法を知っておきましょう。

職場などでマンスプレイニングされたときの対策

聞き流す

マンスプレイニングする男性は、承認欲求が強いです。そのため、自分の話を素直に聞いてくれる人が好きです。同僚や後輩の男性など、フランクに対処できる相手なら、「間に合ってます」とニコッと笑って断わる方法があります。

先輩や上司など目上の男性であれば、「そうなんですね。へ~、詳しいですね」などと言って、聞き流しましょう。アドバイスされたときも「貴重なご意見ありがとうございます。」と一旦は受け取ります。

適度に切り上げる

話を延々と聞き続けるのはつらいものです。「この人は聞いてくれる(自分が優位に立てる)」と思われてしまうと、男性はますます自慢げに話してくるようになります。話が長いなと思ったら、「お話ありがとうございます。今日は用事があるので、ちょっと失礼しますね。」と言って、さっと席を立ちましょう。このとき、相手に申し訳ないという罪悪感を持たないこと。できるだけ軽やかにスパッと切り上げることがポイントです。

一歩引いて相手を観察する

女性を見下した話し方をしていたら、腹が立ちますよね。しかし男性の言動に一喜一憂していると、感情が共鳴して男性を刺激してしまいます。「なぜこの人は、こんなに自慢してくるのかな?」と観察してみると、「そうか、自信がないんだな」とか「劣等感が強いんだな」といった相手の事情が見えてきます。同じ土俵に立つとイライラしてしまいますので、一歩引いて冷静に対処しましょう。

「知的ハラスメント」だと男性に認識させるには?

直接、マンスプレイニングをしてきた男性に対して、「知的ハラスメントですよ」と指摘したり、反論したりすると、男性の反発を買う可能性があります。マウンティングしようと思っていた女性から反撃にあうと、男性の気分はよくないですよね。男性に対してレッテルを貼ってしまう怖れもありますので、本人に直接言うやり方は、あまりおすすめしません。

個人同士でやりとりするのではなく、職場全体の意識を高めるという意味で、社内研修を提案してみましょう。研修などで社員を教育するやり方であれば、波風が立ちにくいでしょう。研修は、マンスプレイニングという概念を説明し、具体的な事例を挙げて、社員の意識を刷新できるものがいいですね。そうすることで「もしかして、俺やっていたかも?」「相手のためじゃなくて、自己満足のために教えていたかもしれない」と本人の自覚を促していけます。

独りよがりにならないように、社会全体で意識の底上げをしていけるといいですね。

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