マンスプレイニングの意味とは? 具体例や男性心理も解説
マンスプレイニングする男性の特徴
では、マンスプレイニングをしている男性の言動例をいくつか紹介していきます。これらの態度は、マンスプレイニングに当てはまるかもしれません。
(1)聞いてもいないのに教えようとする
マンスプレイ二ングする男性は、教えたがりです。女性が聞いてもいないのに話してきて、自分の優秀さをアピールします。
(2)相手の気持ちを考えることが苦手
自分本位な発想をするため、女性がどう思うかといったことに気が回りません。従って、思ったままにマウントを取るような言動をしてしまいます。
(3)態度が大きい
自分を大きく見せるために、自然と態度が大きくなりがちです。大きな声で早口でまくしたてるなどして、相手を圧倒しようとします。
(4)自慢が多い
自分の優秀さをアピールしたいため、マンスプレイニングによる自慢話が多くなります。相手の女性を見下しながら、「こんなことも知っている」と知識をひけらかす傾向があるでしょう。
なぜ? マンスプレイニングする男性心理・理由
なぜ一定の男性はマンスプレイニングをしてしまうのでしょうか。男性心理や理由を知っておきましょう。
(1)女性の上に立ちたいから
一般的に、男性は支配欲が強いと言われています。
支配欲とは「人の上に立ちたい」「女性を自分の思い通りにしたい」という欲求などです。加えて、マンスプレイニングする男性は、「女性はものを知らない」というおかしな先入観があり、「女のくせに」と、どこか女性を下に見ている傾向があります。
そうした意識は、普段の何気ない言動に表れます。
マンスプレイニングする男性は、自分の持っている知識をひけらかすことが女性の上に立つための手段であり、マウンティングをして自分の承認欲求を満たしているのです。
(2)自信がないから
マンスプレイニングする男性は基本的に、自信がなく自己肯定感が低いです。そのため、「自分のことをすごいと言って認めてほしい」という欲求が強くあります。
自分には価値がないと無意識のうちに思っているので、弱い自分を見せないように、とにかく虚勢を張ります。
大声や早口でまくしたてるように話して、有無を言わさない態度を取ることも、そうしないと、自分が優位に立てないという怖れを強く持っているからです。
また小心者で自己価値が低いため、まわりに気を配っている余裕がありません。自分を守ることで精一杯で、相手がどんな気持ちでいるかまで考えが及ばないのです。
▶次のページでは、マンスプレイニングされてしまった時の対処法を解説します。