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【キレイの相談室】デカ目はつくれる! 一重さんオススメ「アイメイク」のTips

野口由佳

齋藤純子

「もっとメイクがうまくなりたいけど、何からすればいいのかわからない」「自分の肌には、どんなタイプの化粧品を選べばいいの?」など、「キレイ」にまつわるさまざまなお悩みに、ヘア&メイクアップアーティストの野口由佳さんがお答えします!

二重まぶたと同じようにメイクをしても、なかなか華やかさがでにくい一重まぶたの目。キレイにメイクをするのが難しいのも悩みどころ。今回は、一重まぶたの目を大きく華やかに見せる、アイメイクのコツを紹介します。

<今回のお悩み>

「一重まぶたのせいなのか、思うようにアイメイクができません。アイシャドウのグラデーションやアイライナーなどでがんばっても、パッチリとした感じにならないです」(26歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

<Answer>

ビューラーとマスカラでまつ毛を強調させるとパッチリした目元を作れます。ラメ入りのアイシャドウも一重まぶたを立体的に見せてくれるのでオススメです。。

■ラメ入りのアイシャドウで、光を集めて立体的に

一重まぶたはまぶたに厚みがあるため、目の持つ自然な丸みがあらわれにくい状態です。そのため、二重まぶたに比べ平たく見え、地味な印象をあたえてしまいます。

まぶたを立体的に見せたり、まつ毛などのパーツを強調することで、一重まぶたでもパッチリした華やかな目元に仕上がります。

アイシャドウは、ラメ入りのものがオススメです。ラメ入りアイシャドウをアイホール全体に塗ると、目のカーブの頂点である黒目の上に光が集まる感じに。光が集まったところはハイライト効果で高く見え、自然な立体感が生まれます。

また、同じラメ入りアイシャドウを目頭に使うと、デカ目に見える効果も。鼻筋の横から目頭を囲むように「く」の字に塗ることで、目の境界がラメに集まった光でぼかされる状態になり、目頭まわりが大きく見えます。ラメは粒子が細かいほうが自然な仕上がりに。アイシャドウの色は何色でも大丈夫です。

ラメ入りシャドウは光を集めるため、アイシャドウ自体の色は目立ちません。まぶたに色を出したいときは、ラメなしの濃い色味のシャドウをラメ入りシャドウの上から重ねづけします。ただし、塗る範囲が広いとラメの効果が損なわれてしまうので注意してください。まつ毛の上1~2ミリ程度におさえるのがポイントです。

また、下まぶたのシャドウも華やかさアップに欠かせません。上まぶた目尻のアイラインをひいたすぐ下、黒目の外側から目尻までの三角形に見える部分にアイシャドウを加えましょう。ラメ感のない茶系の落ちついた色がオススメ。下まぶた目尻に落ちついた色がのるとたれ目効果がプラスされ、やさしい印象の目元ができあがります。

■まぶたに隠れて見えないところはアイラインなしでOK

ラメ入りアイシャドウを塗ったあとは、アイライナーとマスカラで目のフチを強調するとパッチリ感がプラスされます。アイラインをインラインで引くのが今のアイメイクの基本ですが、一重まぶたの場合、まぶたでインラインが隠れてしまい、引いたアイラインが見えないことも。

アイラインが見えないところはアイライナーなしで大丈夫。目尻など、見えているところを筆ペン状のリキッドタイプのアイライナーで強調しましょう。目尻のアイラインを引くときは、まつ毛を一本つけ足すイメージです。

■マスカラは上下ともしっかり。カール命で

アイラインのあとはマスカラでまつ毛を目立たせます。上まぶただけでなく下まつ毛も塗るのがポイント。上下のまつ毛の存在感をアップさせることで目の縦幅が増し、パッチリした目元が作れます。目頭から目尻までしっかり塗りましょう。

マスカラを塗る前は、ビューラーが必須です。まつ毛の根元、中央、先端と3段階にわけてカールさせ、長さとボリューム感を出します。ビューラーはまぶたのカーブと長さが合ったものを選んで。一重まぶたには、日本のメーカーのゆるやかなカーブのものがオススメです。ビューラーの形が合っていれば、まぶたを挟んでしまったり目頭や目尻が足りなくなることを防げます。

マスカラは、カールのキープ力が高いものを。キープ力があれば、ボリュームタイプでもロングタイプでもOKです。カールのキープ力をアップするマスカラベースを塗るのもいいでしょう。下まつ毛もビューラーでカールを。ビューラーが使いにくい場合は下まつ毛用のビューラーやホットビューラーを使う手も。目頭から目尻までしっかり塗りましょう。

■クールビューティじゃないメイクも目指せる

一重まぶたのメイクというと、アイシャドウの濃淡のグラデーションで立体的に見せるやり方もありますが、まぶたのカーブの特徴をとらえて塗りわけるのは案外難しかったりします。ラメ入りシャドウであれば、1色塗るだけで立体感が出るので、ぶきっちょさんや忙しい人にもオススメです。

一重まぶたは切れ長な目が多く、クールビューティな格好いいメイクを目指しやすいよさがあります。ただし、そのよさを強調させ過ぎてしまうとキツく見えてしまうことも。

今回紹介したメイクのように、まぶたを立体的にすることを意識したり、アイラインの引き方を工夫すれば、細くシャープに見えがちな一重まぶたもやさしく華やかに見せることができます。ぜひ、かわいく見えるデカ目メイクにチャレンジしてもらえればと思います。

<一重さんにオススメのアイテムは?>

★まぶたを立体的に見せるラメ入りシャドウ
RMK インジーニアス パウダーアイズ N 15(スパークリングシルバーゴールド)

細かめのラメやパールがふんだんに入ったアイシャドウ。肌なじみのよい色とクリアな光沢感で、まぶたに自然な立体感をプラスします。ほかのポイントメイクとの相性もよく、ひとつあると便利。

2,200円(税抜)

★まつ毛のカールをキープ
エレガンス カールラッシュ フィクサー

ビューラーでまつ毛をカールしたあとに使う、マスカラ下地です。カールをキープし、マスカラのノリや持ちをアップさせます。ウォータープルーフなのでメイクオフまでにじまず使えます。

3,000円(税抜)

<今回のまとめ>

・上まぶたはラメ入りシャドウで立体的に
・上下のまつ毛をビューラーとマスカラで強調
・下まぶた目尻のシャドウでやわらかい印象をプラス

監修:野口由佳
ヘア&メイクアップアーティスト。ROI所属。今時のトレンド感と女の子らしいかわいさを兼ね備えたメイクが得意。雑誌や広告、テレビで活動中。

※画像はイメージです

(取材・文/齋藤純子)

※この記事は2016年09月26日に公開されたものです

野口由佳

ROI所属。今時のトレンド感と女の子らしい可愛さを兼ね備えたメイクが得意。雑誌や広告、テレビで活動中。

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齋藤純子

フリーライター。ガールズ健康ラボ所属。ムック『ほんとうに効く! 冷え退治バイブル』(扶桑社)にライターとして参加。東京下町生まれ。食品商社営業企画、パン職人を経て、制作会社で広告・出版の編集制作に携わる。団塊ジュニアの端くれ。一児の母。得意分野は、辛いもの・濃くて甘いもの・蒸留酒・ビックコミックオリジナル。詰めもの料理研究中。美味しいって正義! Twitter/@julepper

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