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ぶっちゃけ、いくら給料上がった? 前年度と比較の給与アップ額ランキング

フォルサ

ニュースを見ると経済はゆるやかに回復傾向とか、ボーナスは前年度に比べてアップしたという景気のいいは話が入ってきます。業界によっても温度差があるようですが、20代~30代の働く男性はどう感じているのでしょうか? 聞いてみました。


Q. 毎月の給与額は、昨年と比べてどれくらいアップしましたか?(6位以下は省略)

第1位:変わらない……46.5%

第2位:3000円未満……15.2%

第3位:3000円~5000円未満……11.95%

第4位:5000円~8000円未満……7.8%

第5位:8000円~1万円未満……5.5%

第6位:3万円以上……4.1%%

半数弱の46.5%が変わらないと回答しています。金額にあるとはいえ、全体の半数以上は給料があがったと答えています。感想をきいてましょう。

第1位 変わらない

・「サービス業で特に業績に変化なく給与も変わらない」(33歳/その他/販売職・サービス系)

・「特に景気が上向いていることを実感できないから」(35歳/その他/その他)

・「巷の景気が横ばいで、売り上げがあまり増えなかったから」(38歳/不動産/専門職)

勤務している会社の業績があまりよくない、景気のよさを感じられるほど売上に繋がっていないという理由のようです。契約社員なので昇級がない、自営業なので赤字だったなど、働き方が正社員ばかりではなくなった社会構造にもよるようですね。

第2位 3000円未満

・「基本給はベースで上がったが、そのほかは依然として変わらない」(38歳/建設・土木/事務系専門職)

・「福祉業界で働いているので、仕方がない」(39歳/医療・福祉/専門職)

・「残業代が減ったため、むしろ去年より減ったかも」(29歳/情報・IT/事務系専門職)

微増した人たちの意見です。景気の影響を受けない職種もあるので、不景気のときは感じなくても好景気のときは、少なく感じられるのでしょう。日本は、他国と比較するとまだまだ残業が多い国ですよね。

第3位 3000円~5000円未満

・「年齢給があがったから。それ以外はない」(33歳/通信/事務系専門職)

・「実績を認められて、退職を引き止めてもらい給料がアップした」(34歳/医療・福祉/専門職)

・「昨年度の成果が認められ、交渉の末、上がりました」(38歳/情報・IT/技術職)

業績への評価があがったからという意見です。特筆すべきなのは、自ら交渉して給料アップを勝ち取っていること。日頃の努力が報われれば、働く意欲も湧いてくるというものです。

3万円以上上がった人たちは?

 

・「去年に比べ、仕事の量がかなり増えたから」(36歳/その他/技術職)

・「役職があがったため。それ以外はなし」(39歳/食品・飲料/営業職)

業務内容と役割が変わったために給料がアップしたという理由でした。それに加えて定期的な昇級があったので給料が増えたようです。

まとめ

約半数の働く男性たちからが、景気が上向いているという感想は聞かれませんでした。仕事量が増えているという声はありましたが、あまり関連性は無いようです。ベースアップや定期昇給の金額が多い少ないにかかわらず、ほとんどの人からはもっと金額が増えてほしいと考えています。中には、昇給して給料は上がったのに税金も上がったので手取りは下がってしまったという声も。経済状況はまだまだ厳しい見通しです。給料が少しでも上がったことをよろこぶべきなのかもしれません。

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数208件(22歳~39歳の働く男性)

(フォルサ/岩崎弘美)

※この記事は2016年09月06日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

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