お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

妻の本音! 離婚したら子どもの養育費はいくら払える? 「1万が限界」ほか

フォルサ

大恋愛の末に結婚して、かわいい子どももできて幸せな生活を送っていけると思っていたのに、何かの原因でいつしか夫婦の間に隙間ができていき、とうとう離婚。よくある話です。もしも自分がそんな立場に追い込まれた時に、真っ先に考えるのは子どもの問題ではないでしょうか。子どもが小さい場合、多くは夫からは養育費をもらい妻が引き取って育てるようです。しかし、中には逆のケースもあるでしょう。そこで、離婚して夫が子どもを引き取ることになったとしたら、いくら養育費を渡したいか、について既婚女性に聞いてみました。

10万円くらい

・「10万くらい。あとは稼いでください」(35歳/その他/その他)

・「10万円ぐらいにはな、足りないよね~とは思うけど稼ぎが無い」(33歳/学校・教育関連/その他)

・「10万位。だけど現実的には難しい」(35歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

子どもが不自由しないくらいの金額ならば10万円くらいは渡したいという意見です。でも、現実的には難しいというのが本音のようです。また、子どものことだけに使ってほしいとの声もありました。

5万円くらい

・「5万円。少しでも子供のために少しでも養育費を渡したい」(34歳/医療・福祉/事務系専門職(法務・財務・人事・総務など)

・「5万円。女性の収入ではこれでもきつい」(35歳/その他/秘書・アシスタント職)

・「5万円。今から正社員を探すのは難しいため、金銭的に払えないとおもうから」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

一番多かった金額が5万円でした。子どものために少しでも多く渡したいけれど、このくらいが限界という金額のようです。その時に働いでいればという条件を付いている答えが多かったのも特徴です。

3万円以下

・「相手の方が稼いでいるし生活力もあると思うので、養育費としては3万くらい」(31歳/その他/その他)

・「3万円一度仕事を辞めているので今から新しく働くにも高卒なので貰える給料から考えるとこれくらいが妥当だと思うから」(27歳/その他/その他)

・「経済的に苦しいので1万が限界」(31歳/その他/その他)

相手は男性で、自分より稼ぎがあるはずなので、この程度でいいのではという意見です。専業主婦の方の場合、これから就職できるかどうかもわからないので、自分も生活していくために、子どもは気になるけれどお小遣いしか渡せないという声もありました。

渡さない、渡せない

・「私は自分一人で精一杯だから、養育費は渡せないと思う」(27歳/その他/その他)

・「子供のために使ってほしいので、子供の学資保険、保育料として直接振り込みます。夫は通しません」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

・「養育費は一切渡さない。夫が子供に十分な金銭支援をするべき」(30歳/その他/その他)

養育費自体を渡さないという意見です。親権を取られたのなら援助はしない、こっちに非がなければ渡す気はない、私の稼ぎはあてにしないでほしいという声もありました。もしものこととはいえ、冷めた声が多いですね。

まとめ

そもそも相手に子どもを渡すことはありえないという意見が多かったです。でも、子どもが小さい場合、親権は母親が持てることが多いのですが、相手から十分に養育費をもらえないと、女性が子どもを抱えて働いで生活していくには、難しい社会です。これから少しでも、女性たちが働きやすい社会になってくれればいいのですが、現状はまだまだ問題山積というところ。離婚の原因にもよりますが、子どもが犠牲者にならないようにしたいですね。

(フォルサ/岩崎弘美)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年8月にWebアンケート。有効回答数207件(25歳~35歳の働く女性)

※この記事は2016年08月29日に公開されたものです

フォルサ

ライティング、編集、DTPまで手がける制作グループです。
“フォルサ”はポルトガル語です。「がんばれ!」と応援する言葉ですが、サポートするという意味もあります。女性の為になる情報を間口を広く扱っていきます。

この著者の記事一覧 

SHARE