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プライドが傷つく? 女性が感じる「年下上司」へのホンネ

ファナティック

どんな上司がいるのかによって、仕事の雰囲気は大きく変わります。できれば尊敬できる上司と一緒に成長していきたいですよね。しかし現実には、自分の理想とは違う上司の下に配属されることもあります。今回のアンケートでは「年齢」に注目! あなたにとって「年下の上司」はあり? それともなし? 女性たちの意見を聞いてみました。

Q.年下の上司ってありですか? 自分の気持ちに近い方をお選びください。

「あり」……59.7%

「なし」……40.3%

「あり」と答えた女性が、6割近くという結果になりました。それぞれの理由についても聞いてみましょう。

<年下の上司を「あり」と思う女性の意見>

■年齢は関係ありません!

・「仕事が出来る人が上に行くのは当たり前だと思う」(26歳/医療・福祉/専門職)

・「仕事が出来て人間性に問題がなければ上司に年齢は関係ないと思うからです」(30歳/自動車関連/その他)

仕事は年齢でするものではありません。大切なのは能力があるかどうか。ただそれだけなのでしょう。相手の仕事内容だけに目を向けていれば、たとえ年下であっても年齢を意識することはないのかもしれませんね。

■面白くなりそう

・「おもしろい職場になりそうな気がするから」(33歳/その他/その他)

・「プレイっぽくて好き。母性本能もくすぐられる」(30歳/その他/販売職・サービス系)

こちらはより積極的に年下上司の存在を受け入れる意見です。年下上司が斬新な意見で周囲を引っ張っていってくれれば、また新しい雰囲気が生まれるのかも!? 日本社会の閉塞感を打ち破るきっかけになるのではないでしょうか。

■時代の流れなので仕方ない

・「今の時代は、そういう事もありだから、受け入れないといけない」(26歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「転職市場がこれからどんどん広がっていくと思うので、そういったことも増えていくと思う」(29歳/食品・飲料/事務系専門職)

年功序列制でなくなれば「年下上司」が生まれるのも当然の流れです。年齢ではなく仕事ができる人についていく社会。当たり前のものとして、受け入れる覚悟が必要なのかもしれません。

<年下の上司は「なし」と思う女性の意見>

■お互いへの気遣い

・「なんとなくお互い気を遣い、うまくいかなさそう」(29歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「やはり上司だけどタメ口を聞いてしまったり、甘く見てしまいそうだから」(29歳/人材派遣・人材紹介/技術職)

年上を敬うのは日本の文化。そして上司を敬うのは会社での文化です。両者が相反する状態になっているのが「年下上司」という存在なのでしょう。お互いにどう接するべきなのか……。定着するまでは、アレコレと苦労も多いのかもしれませんね。

■プライドが許さない

・「厳しく叱られたとき年齢のことを考えそうで頭に入ってこないかもしれない」(35歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「自分のプライドが許さない。ばかにされてる気がする」(26歳/医療・福祉/事務系専門職)

相手の実力を認めながらも、素直に受け入れるのが難しい「なにか」。年齢差を受け入れるのは想像以上に難しいケースもあるようです。立場はともかく、社会的な経験を積んでいるのはこちらの方。プライドを持って仕事をしているからこそ、簡単には譲れません。

まとめ

「なし」と答えた方が4割以上いることを考えると、やはり「年下上司」の存在はまだまだ難しいものかもしれませんね。もしも自分が「年下上司」の立場になるとしたら……「年上部下」の感情にも配慮し、うまく立ちまわるのがオススメですよ。

(ファナティック)

※画像はイメージです

※『マイナビウーマン』にて2016年7月にWebアンケート。有効回答数200件(25~35歳の働く女性)

※この記事は2016年08月04日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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