お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

【男女の金銭感覚】結婚相手に求める最低年収 女性1位「300万円以上400万円未満」

ファナティック

結婚を考えると一番気になることと言えば、お金のことではないでしょうか。お相手の年収は、いくらぐらいなければ「ちょっと……」と思ってしまいますか? 今回は、男女それぞれに、結婚相手に求める年収について聞いてみました。やはり求める年収には大きな差がありましたよ。

男女別結婚相手に求める最低年収ランキング

男女別に「結婚相手に求める最低限の年収はいくらぐらいですか?」と質問してみました。結果は以下の通り。

●女性が結婚相手に求める最低年収ランキング

1位 300万円以上400万円未満 24.1%

2位 400万円以上500万円未満 21.7%

3位 500万円以上600万円未満 16.3%

4位 年収にはこだわらない 11.3%

同率4位 200万円以上300万円未満 11.3%

※第6位以下省略

平均値……約400万円

●男性が結婚相手に求める最低年収ランキング

1位 年収にはこだわらない 34.0%

2位 300万円以上400万円未満 21.7%

3位 200万円以上300万円未満 18.2%

4位 100万円以上200万円未満 14.2%

5位 400万円以上500万円未満 6.9%

※第6位以下省略

平均値……約207万

女性が男性に求める年収が、よく言われる「600万円」とか「800万円」などよりよほど低い結果となりました。現実的に考える女性が多くなっているということでしょうか。そして男性が女性に求める年収では、「こだわらない」が圧倒的に1位となり、全体的にあまり多い年収じゃなくて構わないと思っていることがわかりました。それぞれ求める年収とその理由について詳しく聞いてみましょう。

自分と合算した年収で考える……男性の本音

・「年収にはこだわらない。特にいらない。結婚したら家にいて欲しい」(29歳男性/商社・卸/営業職)

・「年収にはこだわらない。年収よりもいかに輝いているかが重要」(28歳男性/医療・福祉/専門職)

・「年収にはこだわらない。女性に年収を求めるのは、結婚退職や出産による休職を考慮すると筋違いに思うから」(27歳男性/機械・精密機器/事務系専門職)

・「100万円以上200万円未満。贅沢しなくても互いに楽しく生活できればいい」(29歳男性/医療・福祉/秘書・アシスタント職)

・「100万円以上200万円未満。自分が稼ぐから少なくても大丈夫」(29歳男性/電力・ガス・石油/販売職・サービス系)

・「100万円以上200万円未満。2人で500万はないと子供ができたときに育てられない」(30歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「300万円以上400万円未満。社会人として自立できている人が好ましい」(32歳男性/自動車関連/技術職)

・「300万円以上400万円未満。普通ぐらいあれば何とかなると思う」(28歳男性/商社・卸/営業職)

・「600万円以上700万円未満。自分より年収が多い方がいいから」(33歳男性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)

男性は、結婚相手の女性にあまり年収を求めていないことが多いようです。中には「自分より多い方がいい」との考えの男性もいらっしゃいましたが、全般的には「自分がちゃんと働いているので、女性の収入に頼らなくても大丈夫」という考えのようです。子育てを考えると、2人合わせた年収をベースとした方がちゃんとした生活ができるのではという堅実な考えも多かったですね。転職が多くなったとは言え、やはり一つの会社に長く勤めるのが一般的な日本社会。家計の基本は男性の収入であるというのが一般的なようです。ただ男性も本音では「パートくらい働いてほしい」というのもあるでしょうから、支える側の女性としては、何らかの方法で収入を得られるようにしていくといいかもしれませんね。

今後を考えるとある程度は必要……女性の本音

・「年収にはこだわらない。ちゃんと働いていれば問題ない」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/その他)

・「300万円以上400万円未満。お金が無さすぎると争いの原因になるから」(29歳女性/その他/その他)

・「300万円以上400万円未満。自分と同じ年収でもいいが、お互いの病気事故などを考えると自分より少し上の年収がいい」(26歳女性/その他/販売職・サービス系)

・「400万円以上500万円未満。家賃8万の所に住んだしても手取り25万じゃ自分も働かないと苦しい」(32歳女性/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

・「500万円以上600万円未満。できれば、専業主婦になりたいので、最低限これくらいはほしい」(30歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)

・「600万円以上700万円未満。自分が働かなくても余裕を持って生活できる最低ラインだと思うから」(35歳女性/情報・IT/営業職)

・「700万円以上800万円未満。欲を言えば、少し贅沢できるくらいの暮らしをしたいから」(35歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)

・「1,000万円以上。自分が仕事を辞めても生活できる程度。今の自分の倍は稼いでいて欲しいから」(30歳女性/金融・証券/専門職)

女性は男性よりももともと年収が低くなりがちですよね。そのため、結婚生活を維持するのは男性の収入が基本となると考える女性が多く、お相手の収入はそこそこ必要だという回答が多かったです。出産や子育てを考えると、どうしても女性が一時的に仕事を離脱しなければなりません。今は単に「少し余裕のある生活が送りたい」と思って自分も働くつもりの女性も、子どもができると価値観が大きく変わることもあります。それを見越して、男性にはできるだけ多く稼いでいてほしいというのが本音ではないでしょうか。

まとめ

今回の結果では、相手任せな生活をして楽をしたいという人はあまり多くないことがわかりましたね。男女差が生まれるのも、女性が妊娠出産で一時稼げなくなる可能性がある肉体面で仕方がないことです。あなたが結婚相手に求める金額は、どのラインでしたか?

(ファナティック)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ(2016年4月にWebアンケート。有効回答数女性204件男性203件(25歳~35歳の働く男女)

※この記事は2016年04月17日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

この著者の記事一覧 

SHARE