
【LINE教室2】「彼の心が離れてる……!」と思ったときに送るLINE
パターン2:明るくポジティブに!(29歳・ぺこさん)
彼とのエピソード
上記のメッセージを送った、その心は……「相手の都合も考えるが、自分の気持ちを素直に言いたい」
彼は……「ケンカが多くなって、連絡も前みたいにしなくなった彼。以前は仲いい感じの内容だった文章が、『はーい』『了解!』と短くなった。会ってもなかなか手をつないでくれないとき(に送る)」
先生からのコメント
うう……「相手の都合も考えるが、自分の気持ちを素直に言いたい」ので、しらじらしくても文面では明るくポジティブなお誘いを。ありますよね、これ……。
男性が付き合いが進むにつれて業務的な内容だけになっていくのはあるある(気にしなくてもOK)だけど、たしかに手をつないでくれないのは不安になるよね。そしてケンカはどういうときに起きちゃってるんだろう?
今回のLINEに添削はないけれど、彼はあなたに対して「なんとなく億劫」になっています。いまならまだ間に合うから、その理由を突き止めていったほうがいい。感情のガス抜きをするだけで、関係性はびっくりするくらい改善されたりします。
ぺこさんにとっての「好きだよ」が、彼にとっての「気が向かない」というすれちがいがそのままだと、すごく悲しい平行線じゃないですか。その「こじれ」を修正していくことを目指してみてください。
パターン3:遠距離恋愛中の彼に届け!(24歳・すだっちさん)
彼とのエピソード
上記のメッセージを送った、その心は……「何事も直接会って話しないと始まらないので会いたいと伝える」
彼とは……「付き合って3年くらいの彼で遠距離恋愛。連絡がマメだったのに極端に頻度が減った」
先生からのコメント
「何事も直接会って話しないと始まらない」、ホントその通りですよね。そして遠距離恋愛って頻繁にそれができないから不安になるよね。
すだっちさんの文面は相手に対する配慮があふれていて、本当にステキだと思う。あえて言えば、不安になってきている自分の心を伝えてみてもいいんじゃないのかな?「話し合い」に関しては実際に会うときに……ってノリでよいからさ。
「極端に連絡の頻度が減った」は、現地に女ができた可能性が非常に高いですが(ごめんなさい)、3年も付き合っている歴史でなんとか勝ちたいところ。女がいようがいまいが、彼の生活においてすだっちさんのことを考える時間が減っているのはまちがいないです。遠距離恋愛だからこそ、彼の心に割りこんでいくべきです。そのネタを投下しましょう。
今週のワンポイントレッスン
「心が離れていっている」のはこれまでの付き合い方の「結果」と言える。そんな状態になってしまった「原因」はなんだったんだろうか? 心当たりがあるかもしれないし、思いもよらない外部要因かもしれない。
極論、この状態でどんなメッセージを送っても、彼からすると「ウゼぇ」に帰結しがち。あなたと彼の関係性に吹く逆風を、まずはやませる必要があるんだよね。
だから、どんな方法を使ってもいいからそこを解消しにいってほしい。不満を持っているほうがそれを吐き出すまでは、ガマンしながら付き合っているってことなんだよね。解決方法は原因を吐き出してもらって、ふたりで共有すること。そこで初めて関係性はフラットに戻る。
さて、本音を語る手段には大きく3つあります。「実際に会って話す」「電話で顔を見ないで話す」「文章のやり取りを交わす」です。
そして一概に「実際に会う」のがベストとは言えなくて、どれがいちばん本音を語りやすい手段かは、個人差があるんだよね。「彼の本音を聞きたい」=「彼が主役」なんだから、あなたにとってではなく、彼にとってベストな方法を選んであげてほしい。このタイミングだけは。
いずれにせよテンションが上がる話ではないけれど、長期的な恋愛関係では大小問わずに「不満(原因)」が発生してしまうものだから、ふたりにとってベストな方法を手探りで身につけていってほしいと思うのであります。
次回のレッスンは4月13日(水)開講です。お楽しみに!
※この記事は2016年04月06日に公開されたものです