お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

大人になった今でも役に立っている! 部活動で学んだこと6選

森川ほしの/OFFICE-SANGA

部活怖い先輩がいたり、顧問の先生が厳しかったり……。部活は楽しいことだけではなく、大変なこともたくさんありましたよね。ただ、だからこそ、そこから学べることもたくさんあったはず。今回はそんな「今でも役立っている部活動で学んだこと」について、働く女性のみなさんに聞いてみました。

上下関係を学んだ!

・「目上の人に対する礼儀」(31歳/学校・教育関連/専門職)

・「先輩を立てることはすごく大事なことだ」(31歳/その他)

・「やさしく後輩を育てる」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

筆者はバレーボール部に所属していたのですが、本当に上下関係が厳しい部活で……。当時は「ちょっと年上だからって!」と、先輩に反発したこともありました。しかし、大人になってみると、本当に上下関係って大切。学生時代に学んでおいて、よかったと思います。

大切なことを教えてくれた部活動

・「協調性。吹奏楽部だったので、みんなで協力して成り立つものなので」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)

・「団結力について。一人では何もできないので、みんなで協力することが大事であることを学んだ」(32歳/情報・IT/事務系専門職)

・「基本が大事。弓道をしていたけど、基本をおろそかにしてしまうと、あとで弓を引くときの姿勢がちゃんとできない」(32歳/自動車関連/事務系専門職)

社会人として仕事をする上でも、協調性や団結力、基本を大切にすることは非常に重要です。そして、社会に出てからそれがわかっても、簡単に身につくことではありません。学生時代に部活で学んだという人は、きっと周囲から一目置かれる存在になっていることでしょう。

大人になっても、大切なことは変わらない

・「あきらめない気持ち」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)

・「ライバルに勝つには努力が必要。仕事も同じだから」(25歳/建設・土木/技術職)

「根性」と言ってもいいかもしれませんね。たしかに、人生これさえあれば、たいていのことはなんとかなるものです。ライバルと競ったり、勝つために努力をしたり。そういった経験は、かならず社会に出てからも活きるはずです。

人生の教訓!

・「『辛いことほど楽しい』」(30歳/通信/事務系専門職)

・「辛いことでも、いつかは終わるということ」(30歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

・「一生懸命になる楽しさ」(32歳/不動産/事務系専門職)

つらいことほど楽しいとは、名言ですね! 筆者もバレー部の練習が厳しくて、つらくて、放課後が憂鬱になることも多々ありました。罪悪感に苛まれながら、ズル休みしたこともあります。それでも部活を辞めずに続けられたのは、そんなつらい練習も、楽しいと感じていたからかもしれません。

女子が集まると、いろいろ大変

・「女子とのつき合い方。いつでも女子がかたまると、モメごとはあるから」(32歳/金融・証券/事務系専門職)

・「女子たちの中でうまく立ち回ること。女性の集団に入っても、空気を読んで行動できるから」(26歳/情報・IT/事務系専門職)

・「先輩は立てること。女同士は特に。女性の先輩との上下関係の大変さは、中学くらいと変わらないから」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

こちらは、女性ならではの意見かも? たしかに、たとえ中学生でも高校生でも、女は女。複数の女性が集まって何かひとつのことをするとなると、かならず面倒なモメごとが発生するものです。上下関係も、男同士と女同士では少し趣が異なるかもしれませんね。

これさえ身についていれば……

・「敬語の使い方。高校のうちに身につけていたので、働きはじめたときも困らなかった」(24歳/小売店/販売職・サービス系)

・「元気にあいさつすること。結局、あいさつをしておけばどうにかなる」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「あいさつはしっかりと。社会人になっても大事だと思う」(29歳/建設・土木/事務系専門職)

同じあいさつでも、「大きな声で元気に!」と「ぼそぼそ……」では、ずいぶん印象が違います。元気にあいさつができることや、正しい敬語が使えることは、社会人にとっての大きな財産です。

まとめ

たかが部活、されど部活。多くの女性が、部活動から大切なことを学んできたようです。そして、その学んだことを大人になってから活かせるかどうかも重要。せっかく学んだことを、すっかり忘れてしまってはもったいないですよね。今の自分は、当時の自分に恥じない大人になっているか? 筆者も部活時代を振り返って、あらためて考えてみたいと思います。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数162件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2016年03月16日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

この著者の記事一覧 

SHARE