好きなのにイライラ! 「話が通じない彼氏」の対処法
「愛しているのだけど、話が通じないことが多い!」と彼氏や夫にイライラしている女性は意外と多いのではないでしょうか。その感情が高じると、必要なことだけ伝えたらもう話したくない、という気持ちにさえなってきますよね。でも愛する人に、そのような気持ちをぶつけてしまうのは悲しいことです。今回は「そもそも話が通じない人とはどういう人なのか」、その理由とそうした人への対処法について解説していきたいと思います。
話が通じない人の特徴
まずは、話が通じない人の特徴をいくつかあげてみたいと思います。
話が通じない人の特徴
結論しか話さない
女性は話をする際に、出来事からはじまり、その時に感じた気持ちまでを相手に伝えながら結論に持っていきますが、男性は途中の思考を言わずに出来事と結論しか伝えない人が多い傾向にあります。そのため、女性にとってはなぜいきなりその言葉が出てくるのかがまったくわからず、結果として「話が通じない」と感じてしまいます。
マニアック
男性は凝り性が多いので、自分の興味がある話題が出ると、そこばかりを掘り下げてしまうことがあります。そうなると、話の結(むすび)にいく前に話題を中断してしまうことになります。本題ではないところで会話が中断されることが重なると、話すほうはタイムオーバーになったり、疲弊してしまったり、話をやめてしまったりすることにもつながります。結果、消化不良なコミュニケーションだと感じてしまうのです。
高圧的
態度や話し方が高圧的な人には恐怖感を感じてしまうもの。そのため、自分の伝えたいことをハッキリと伝えることができません。結果、話したいことが話せない→相手にしっかり伝わらない→伝わらないなかで相手が返事をする→話が通じてないと感じる、という悪循環に陥ってしまいます。このケースの場合、相手は自分が威圧感を与えているという自覚がない場合が多いです。
集団でいるときも空気が読めない
2人でいるときに「話が通じない」と感じてしまうタイプは、集団でいても「空気が読めない人」であることが多いです。これはあとで説明しますが、共感能力が欠如していることから起こってしまいます。
話が通じない理由とは
決めつけや思いこみが激しい
これは男性側がそうである場合、女性側がそうである場合、お互いそうである場合、いずれのケースも原因として考えられます。自分の主義や価値観を持つことは本来よいことなのですが、自分の意見だけを通そうとするあまり、相手の価値観や考えを受け入れることができず、その結果、話が通じない、という感覚になってしまうのです。
相手側の共感能力が欠如している
言葉や文章、態度だけで伝えたいことを100%伝えることは非常に難しいです。したがって、普通は言われたほうも相手の言葉や文章から、状況を自分に置き換えて考えることによって共感し、相互に理解を深めていきます。しかし、共感能力が欠如していると、「もし自分がされたら相手はどう思うか」という視点から考えることができないため、話すほうは話が通じないと感じてしまうのです。
相手側の客観的視点が欠如している
一例として、両親とも高学歴で、本人も幼少期から偏差値の高い学校に通っていた、という場合など。常にまわりの学習レベルが高いため、自分の頭の回転の速さで話すとついていけない人がいる、ということがわかりません。また逆の環境でも同様の思考が起こります。一般社会と照らし合わせてみる、という客観的な思考が欠けているのです。