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言葉遣いに注意! 「仕事がデキる!」と感じる人の特徴は「話し方」にあった

森川ほしの/OFFICE-SANGA

社会人の一人として日々仕事に励んでいるからには、できれば「デキる人」と呼ばれたい。しかし、毎日一生懸命働いているのは、みんな同じ。そんな中、周囲の人から「あの人、仕事デキるな~」と思われている人には、やはり何かしらの理由がはるはずです。

そこで今回は、「仕事がデキる!」と感じる人の特徴について、働く女性たちに聞いてみました。自分に対する周囲の評価にイマイチ納得できないという人は、参考にしてみてはいかがでしょうか?

早くて、丁寧!

・「バタバタ感がないのに、スピーディーに終わる」(29歳/医療・福祉/専門職)
・「テキパキしていて、順序をちゃんと考えている」(27歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)
・「確認ミスなど、小さいけど集中力がいるミスをしない人」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「先を読み、準備できる人。職種によらず、どこにでもそういう人がいて、すごいなと尊敬する」(32歳/食品・飲料/専門職)

いくら仕事が早くても、ミスが多ければ台無しに。反対に、どれだけ丁寧な仕事ができても、そのためにほかの人より時間がかかってしまっては、周囲に迷惑をかけてしまう場合もあります。そのちょうど間で、質とスピードのバランスが取れた仕事ができる人こそ、「デキる」と言えるのかもしれません。

外見や態度も大事なポイント

・「礼儀正しく、爽やかな人」(28歳/マスコミ・広告/秘書・アシスタント職)
・「スーツが似合う」(27歳/学校・教育関連/専門職)
・「いつも態度にムラがなく、一定のモチベーションを保って仕事ができる」(31歳/医療・福祉/事務系専門職)
・「忙しいということを、あまり言わない人です」(31歳/その他)

社会人は見た目や態度も重要です。特に「スーツが似合う」という意見には、筆者も大賛成。男女を問わず、テキパキ仕事をこなすデキる人ほど、スーツ姿が様になっていますよね。身だしなみも常にキチンとしていて、清潔感がある人は魅力的です。

デキる人は話し上手

・「滑舌がいい。自分の意見がしっかり伝わるし、自信があるように見えるから。そういうところが仕事の成果につながっていくと思う」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「コミュニケーション能力が高い」(28歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「ハキハキしている」(33歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

仕事は自分一人でするものではありません。そのため、スムーズに仕事を進めるためには、高いコミュニケーション能力が求められることも。そんなときには、きちんと自分の言いたいことを伝えて、相手の話もしっかり聞いて……と、わかってはいても、これがなかなか難しいんですよね。

そこで、「デキる!」と思われる話し方のポイントについて、話し方講師の栗原君枝先生に聞いてみました。

講師からのアドバイス

「まず、仕事がデキる人ほど『相手にとって、わかりやすい話し方』を心がけていると私は思います。たとえば、社内でいつも使っている専門用語が、取引先の人には通じないという場合もありますよね。そこで、取引先の人と話をするときには、専門用語をできるだけ避け、相手にもわかる言葉を選ぶ。これができる人は、魅力的な話し手ですね」(栗原先生)

また、仕事がデキる人の話し方には「強調が上手」という特徴もあるそうです。

「たとえば、身振り手振りを添えると相手の興味を引くことができますが、常に大きなボディーランゲージをしていると、かえって要点がわかりにくくなることもあります。本当に話が上手な人は、自分が強調したい部分だけに身振り手振りを添えて、聞き手の注意を要点に向けることができます」(栗原先生)

話を聞いていれば、自然とその話の大事な部分がわかる。そんな話し方をしてくれたら、たしかに仕事がスムーズに進みそうです。

「さらに、聞き手を巻き込む話し方も、相手を惹きつけることにつながります。『私はこう思う』だけで終わるのではなく、『私はこう思うけど、どうかな?』と聞き手にも会話への参加を促す。これによって、職場の空気が良くなり、結果として仕事がはかどるのではないでしょうか?」(栗原先生)

「デキる女」を目指す、働く女性のみなさん! 仕事の内容だけではなく、職場での話し方、ちょっとした物の言い方にも、気を配ってみてはいかがでしょうか? ほんの少し意識を変えてみるだけで、周囲のアナタを見る目が変わるかもしれません。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年11月にWebアンケート。有効回答数131件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2016年02月12日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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