年齢で答えが分かれる!? 1000円札の人と言えば?
今発行されている1000円札は、野口英世の肖像が描かれているものですが、2004年以前は夏目漱石が描かれていました。デザインが一新されるたびに、描かれている人物も変わっていきますが、みなさんにとっては、1000円札の人といえば誰なのでしょうか? 20代から30代の働く女性たちに、アンケートで聞いてみました。
Q.1000円札に印刷されている偉人で思いつくのは?
「夏目漱石」64.1%
「野口英世」35.9%
今発行されている1000円札の人「野口英世」よりも、「夏目漱石」の方がなじみがある人が多いことがわかりました。それぞれを選んだ理由も合わせて聞いてみましょう。
<「夏目漱石」を選んだ女性の意見>
■子どものころから見ていたイメージだから
・「夏目漱石を見ていた期間が長いので、思いつく」(27歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「子どものときは夏目漱石で、なじんでいた」(30歳/学校・教育関連/専門職)
・「小さい頃から慣れ親しんできたから」(32歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
小さい頃から目にしていた1000円札の人が「夏目漱石」だったから、という回答が多数。やはり長い時間慣れ親しんだお札の印象が強く残っているのかもしれませんね。
■顔が好き?
・「顔が柔和で好きだった」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「ひげが特徴的だった」(30歳/通信/事務系専門職)
・「ひげが印象的!」(32歳/不動産/秘書・アシスタント職)
優しそうな顔立ちや印象的なひげなどが好きだったという人もちらほら。目立つ特徴がある人や自分好みの顔立ちの人の方が、いつまでも脳裏に焼き付いているものなのかもしれません。
<「野口英世」を選んだ女性の意見>
今使っている方が印象に残っている
・「今使っているお札だから」(24歳/機械・精密機器/営業職)
・「仕事で現金を扱うことも多く、見慣れているから」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
・「最近慣れてきた」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)
新しくなった当初は違和感を感じるものの、いつの間にかすっかりなじんでしまった、という人がほとんど。毎日目にすることは、脳の記憶の部分に大きな影響を与えていることがわかりますね。
■人物像にも興味がある
・「偉人だと思う」(32歳/金融・証券/営業職)
・「ハンデがあっても懸命に生きたから」(29歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
中には偉人としての野口英世にスポットを当てている女性もちらほら。野口英世の生涯については、幼い頃に学校で習うことも多く、そんなイメージも重なって、より強く印象付けられているのかもしれませんね。
以前のお札だというのに、夏目漱石の印象が強い人が多いのは、もしかしたら1000円札を使っていた年月の長さと比例しているのかもしれません。もう少し時間がたつと、野口英世の印象の方が強いという人が増えてくるのかも。数年後、次にデザインが変わる頃には、すっかり野口英世が定着しているかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年10月にWebアンケート。有効回答数192件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2015年11月07日に公開されたものです