大人になって気付いた! 口うるさかった親の言葉たち、納得した瞬間4つ
親と言えば、口うるさいものと決まっています。マナーのこと、生活態度のこと、いちいち言われてカチンカチンときていたのが、大人になって理由がわかったことや、今でもイライラすることなどを、20~30代の女性に教えてもらいました。今は働く女性でも、みんなむかしは少女。そうそう、うちもそうだった、と思わずうなずいてしまいそうなエピソードがたくさん並びました。
今は納得
・「お風呂が長い、ドライヤーが長い、などを指摘されうるさく感じていたが、実家をでてから、光熱費を節約するのがいかに大事かがわかった」(32歳/建設・土木/事務系専門職)
・「出かけるときに、どこの誰と行くのかを聞いてくることをウザイと思っていたが、親からしたら気になることだということが、やっとわかってきた」(31歳/建設・土木/事務系専門職)
・「『食べ物で遊んではいけません』。大人になってから、一番ごもっともと思った」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「『やるべきことをやってから、好きなことをするように』とたくさん言われてうんざりしていたが、大人になって働くようになってからよくわかった。やるべきことを後回しにすると、あとが大変になる」(28歳/情報・IT/技術職)
大人になってわかる、親の気づかい、苦労、しつけ。当時はうるさいと思っていても、今になって納得したり、感謝していることはたくさんあります。
年齢を重ねて納得
・「『私があんたくらいの頃は~』とよく言われたが、今の若い子を見ると言いたくなる」(30歳/医療・福祉/専門職)
・「携帯をいじっていると目が悪くなると口すっぱく言われた。確かに目に悪しい、自分も娘には言いたくなる」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「椅子に座るときにふざけたりしてよく叱られていたが、姪っ子が同じくらいの年齢になったら、自分もしょっちゅう注意している」(26歳/食品・飲料/技術職)
当時の親と同じ立場になると気になる、子どものお行儀、生活態度。ただし、自分が子どもに言う場合は納得できますが、親に「あんたが子どものころもこうだったよ」と言われると、イラッとするのはなぜなのでしょうか。
思い出話にイライラ
・「十年以上前にした、親とのけんかをいまだに持ちだしてくるのは相当ウザイです」(31歳/その他)
・「反抗期によく親に口答えしていたころの話。いまだに蒸し返されるので、イラッとする」(24歳/食品・飲料/専門職)
・「私の失敗したことをいまだに延々と笑い話にされて、よくあきないなあ、とずっと思っていたけれども、まあ本当におかしかったんだろうな、と思うようになった」(25歳/その他)
・「小さいころかわいかったという話。こちらは当時を覚えていないし、今さら言われても、何にもいかしようがない」(33歳/医療・福祉/専門職)
親にとっては、子どもはいつまでも子ども。かわいかったり、苦労させられたりと、親の心に深く残っていればいるほど、蒸し返されるのでしょう。ウザイと思っていても、それが家族の絆の証なのかもしれません。
いつまでも親は親。今もウザいこと
・「いつ子ども生むの? という督促」(24歳/食品・飲料/技術職)
・「結婚の話。厳しい家だったのに、今さら相手を見つけろ的なことを言われても……」(27歳/金融・証券/事務系専門職)
・「『付き合っている人がいるなら、家に連れてきなさい』にはあきました」(30歳/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)
心配事は尽きない、それが親心というもの。わかっていても、ウザイですよね。「今親に言われてウザいこと」のツートップが、結婚と出産でした。働く女性にとって関心の高いトピックは、親にも気になるトピックのようです。
親に関するアンケートでは、コメントは必ずウザイことと感謝していることに二分されます。特に親に「言われること」はほとんど「わかってるってば!」ということばかり。わかっているけれど達成できていないことほど、言われる側にはウザイことってありませんから、ツライところです。もう子どもじゃないんだから! と言っても、自分が親の子どもであるという事実は変わらないので、たぶん、ネタは変わっても一生あれこれ言われ続けるのでしょう……。
(まさおかりく)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2015年7月27日~8月10日にWebアンケート。有効回答数219件(22歳~33歳の働く女性)
※この記事は2015年09月30日に公開されたものです