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アラサー女子の意識調査! 「超」はすでに死語だと思う? ⇒約3割がYESと回答

ファナティック

考えるいっきに世間に広がっては消えて……を繰り返す流行語。その寿命はだいたいが短く、気がつけば数か月後、数年後には死語と化しているものも多くあります。そんな中、90年代に流行し、いまだに世代を問わず多くの人が使っている「超(チョー)」という言葉について、社会人女性の意識調査をおこなってみました。

Q.「超」は死語だと思いますか?

「思う」29.5%
「思わない」70.5%

「超」を死語だと感じている人は3割に満たないという結果になりました。それぞれの理由と、「超」のかわりになる言葉を聞いてみました。

【「思う」と回答した女性の意見】

幼稚な印象を受ける

・「『超』と使う芸能人がたくさんいるが、とても幼稚に思える。むしろ頭が悪そうに見えるので、あまり連呼しないほうがいいと思う」(33歳/学校・教育関連/事務系専門職)

・「今の若い人(20代前半まで)が使っているイメージはあまりないし、ある程度の年齢の人が『超』を使っていると品がないと思うから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

女子校生がブームをつくると言われた時代、「超」は若者たちが多く使っていたことから、大人が使う言葉ではないという印象を持っている人も多いようです。日本語として適切か否かは意見が分かれるところですね。

「超」を使わなくても

・「今は使わないから。『めっちゃ』とか使います」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「最近はあまり聞かないから。超のかわりに『すごい』や『神』をよく使ってしまう」(31歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)

では「超」に代わって使える言葉は何なのか。最近は関西でよく使われる「めっちゃ」という言葉を使う人が多い様子。「神」という最上級を表す言葉の流行も記憶に新しいですね。

【「思わない」と回答した女性の意見】

気がつけば、日常的に使っている

・「老若男女、みんな使っているから、まだ全然生きている言葉だと思う」(27歳/金融・証券/事務系専門職)

・「たまに自分が使うので、そう思いたくない」(27歳/金融・証券/営業職)

いまだに「超」を使ってしまうという人も多いようです。だからといってそれを古臭いとも感じず、日常的な会話として受け止められることからも、もはや流行語を通り越して定番化した印象がありますね。

代わりの言葉が見つからない

・「短い言葉でさりげないし、本当に『超』をつけて伝えたいときが多いので、よく使う」(30歳/小売店/販売職・サービス系)

・「死んでいる言語だとは思わないので」(28歳/医療・福祉/専門職)

ところで「超」と同じニュアンスの言葉がほかにあるかというと、意外にも見当たらないという人も多いのでは? 例えば紙製品の「超吸収」は普通でも、「すごく吸収」とか「めっちゃ吸収」では商品名としてもイマイチです。素早い、今まで以上、大量に。すべてのニュアンスが含まれる言葉として、「超」は改めてすごく使いやすい言葉ですね。これに変わるセンセーショナルな言葉がこれから先、出てくるのかどうか……? 未来の流行語がたのしみですね。

(ファナティック)

※画像は本文と関係ありません

※『マイナビウーマン』にて2015年9月にWebアンケート。有効回答数237件(22歳~34歳の働く女性)

※この記事は2015年09月24日に公開されたものです

ファナティック (編集プロダクション)

2011年10月創立の編集プロダクション。マイナビウーマンでは、恋愛やライフスタイル全般の幅広いテーマで、主にアンケートコラム企画を担当、約20名の女性ライターで記事を執筆しています。

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