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【女の嘆き】忙しいときに限って拗ねる扱いにくい彼氏……私はどうしたらいいの?

三吉野愛子

「あの子っていいなぁ! 私なんて……」「今、私ってどう見えてるんだろう」など、他人と比較して自己評価が下がったり、同性・異性の目に自分がどう映っているかを気にしすぎたりすること、ありますよね。心理コーディネーター・三吉野愛子が、そんな複雑な女ゴコロを解説し、嘆きの処方箋を出します。自分らしく輝いて生きるヒントをチェックして!

<今回の嘆き>
私が忙しくしていると、彼が幼稚な拗ね方をするのが悩みです。仕事や自己啓発のための勉強などが重なってしばらく会えなかったあとのデートでは、そっけない態度をとられたり、「収入より自己投資のほうが多いんじゃない?」などと嫌味を言われたりします。私は責任感が強く負けず嫌いで、がんばりすぎてしまうタイプ。疲れがたまってくると遅刻やリスケなどで彼との約束を守れないこともあるし、深夜に電話で愚痴をこぼすこともあります。そういう面では負担をかけているかもしれませんが、彼の幼稚な態度には納得がいきません。

日常的にがんばり過ぎたり、無理をし過ぎたりしている人の感覚と、そうでない人の感覚にはズレがあります。自分の感情や欲求を必要以上に抑え込まず自然に振る舞う人は、相手の自然なあり方にも柔軟に対応します。しかし、不自然に自分を抑え込んでいる人は、無意識のうちに自分が我慢していることと同じ我慢を相手にも要求してしまうことがあります。以下に例を挙げて解説します。

○例1 自分の感情を犠牲にし過ぎている場合
自分が落ち込んでいようと疲れていようと、平常心を保って緊張感のあるミッションを遂行する仕事や、常に笑顔や細やかな気配りを求められるサービス業などの場合、自分がサービスを受ける側にまわったときに過剰にクレームを言いつのるなど、無意識のうちに相手の感情面にも無理を強いることがあります。

○例2 自分の時間を犠牲にし過ぎている場合
睡眠時間や休日などの時間を削って仕事や社会貢献をするのが常態となっている場合、義務感や使命感の薄いプライベートの予定では、なぜか遅刻やリスケやドタキャンを繰り返してしまうことがあります。自分の時間を犠牲にするあまり、相手の時間が犠牲になることにも鈍感になってしまっているのです。

○例3 自分の欲求が犠牲になっている場合
介護や育児などで、緊急性のある他者の欲求ばかりが優先され、自分の欲求を叶えるのは常にあとまわしになっているような場合、相手がただ自分の希望や好みを言っただけというような場面でも、「自分勝手なのは認めない」「わがままは慎むべきだ」と、相手の自然な欲求にも犠牲を強いる傾向があります。

<女の嘆きの処方箋>

●その1 「がんばる目的」を定め直して、軌道修正する

幸せにむかって自分のためにがんばってきたのに、プライベートがうまくいかない。いったい、なんのためにがんばっているのだろう。そう感じるときは、がんばる目的を見つめ直すいい機会です。やみくもにがんばるのではなく、そのチャレンジは誰の笑顔につながるのか、そのがんばりは誰の安心につながるのか、そして自分自身に喜びはあるのか。そういったことを基準にして、軌道修正をはかることも大事です。その際、すべてを一からやり直すのはハードルが高いので、うまくいっていることはこれまで通り続け、うまくいっていない部分は別のやり方を試してみるというところからはじめましょう。

●その2 対人関係の不協和から大切なメッセージを受け取る

人間関係で不協和が生じるときは、「今の状況には無理がありますよ」「早めにリスクに気づいて対処してくださいね」「もっと楽になる選択肢や可能性がありますよ」というサインが隠されていることも多いのです。幼稚な態度をとる彼を、「面倒くさい男」と切り捨てるのは簡単ですが、炭鉱のカナリアのように、かすかなリスクやトラブルの兆候にすばやく気づいてサインを出してくれる存在だと思えば、迷惑どころかありがたい存在と言えるかも。

 

※画像は本文と関係ありません

(心理カウンセラー:三吉野愛子)

三吉野愛子

1978年、福岡県生まれ。2001年、東京学芸大学教育学部を卒業し、教育系広告代理店に勤務しながら心理カウンセリングを学ぶ。2005年より心理カウンセラーとして活動するかたわら、TV、ラジオ、雑誌の企画監修などを手がける。著書に『恋愛ダメ子の診療所』(日経ウーマン選書)。現在、東京を拠点に、現在、心理カウンセラーとして活動中。

●三吉野愛子カウンセリングオフィス ブログ
http://blog.goo.ne.jp/dearlife_2015

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