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何度もいわれてもう~ウンザリ! 地方出身者が激白! 勘違いされがちな「地方あるある」6選

森川ほしの/OFFICE-SANGA

出身地の残念あるある地元が同じ者同士が集まると、ついつい盛り上がってしまう「出身地のあるあるネタ」。その土地の出身者なら、誰もが「わかる!」「あるある!」と言いたくなってしまう話題は楽しいのですが、中にはちょっと残念な感じのネタも。今回はそんな、知る人ぞ知る「残念なあるある」について働く女性に聞いてみました。

位置が正しく認識されていない!

・「大分県と宮崎県の区別がつかないという人が多すぎます」(25歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)
・「島根と鳥取の位置が正しく答えられない人が多いと思う」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「岡山県の位置が不正確」(26歳/その他/事務系専門職)

あまり縁のない土地だと、つい位置関係があやふやに。東北出身の筆者の友人は、以前「大分って広島の隣でしょ?」と言っていました。一体、何県と間違えていたのやら……。こうして場所を間違えられるのは、やはりその土地の出身者としては悲しいですよね。

実は、ウチの地元はこんな感じ……

・「京都と言うと華やかと思われがちだが、田舎の方は何にもないこと」(28歳/小売店/販売職・サービス系)
・「北海道は広い大地に牛がいるというイメージだが、札幌などはかなりの都会」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

全国の人が持っているイメージはほんの一部のことで、ほかの場所はイメージとはかけ離れている。そんなケースもあるようです。遊びに来た他府県出身の友だちに、イメージとのギャップでがっかりされる……。そんなことも珍しくなさそう。

○○と言えば××

・「兵庫出身と言うと、神戸かと言われる。私は姫路」(29歳/その他)
・「静岡は、県内ならどこでも富士山が見えるわけではない」(27歳/食品・飲料/技術職)

ご出身の方々には申し訳ありませんが……。「兵庫県と言えば神戸!」「静岡県と言えば富士山!」だと思ってしまいますね。きっとこのお二方は「神戸なの?」「富士山見えるんだ、いいな~」なんて何度も言われて、ウンザリしているのでしょう。

コレしかない!?

・「香川と言うと、うどんしかないと言われる」(31歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「新潟出身って言うと『ああ、米か』って言われる。そうだよ、米だよ」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「『茨城って何があるの?』と言われると納豆しかない」(26歳/運輸・倉庫/営業職)

「ああ、米か」という言い方はちょっと失礼ですが、新潟出身と聞けば「毎日おいしいお米が食べられていいね」くらいは言いたくなってしまうかも。「○○しかない」「××だけ」と思われているのは残念かもしれません。しかし、全国にそれだけ誇れるものがあるというのは素晴らしいことでは?

勝手なイメージが定着

・「大阪の人はおもしろいと思われていること。最初からハードル上げられているけど、たいしておもしろくない人が多い」(33歳/医療・福祉/専門職)
・「沖縄だと時間にルーズだと思われる」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「千葉と言うと、千葉はいつも茨城と対立している、みたいな話をされる」(32歳/不動産/専門職)

筆者も、沖縄出身の友人と待ち合わせをしたときに、時間通りに到着したその友人に「沖縄出身だし、遅れるんじゃないかと思ってた!」なんて言ってしまったことが……。「別に、沖縄の人がみんなルーズなワケじゃないよ」と友人は笑っていましたが、内心はカチンときていたかも?

特に何もありません!

・「奈良には何もない」(32歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「神奈川県と言うと、『東京の隣の』と言われ話が広がらない」(30歳/医療・福祉/専門職)

「何もない」とは、またシンプルで、なんとも残念なあるある。外から見れば、観光地として人気の県ですし、見どころはたくさんありそう。世界遺産もあるのに……。当の出身者たちは「何にもない」と思っているようですね。

地元の「残念なあるある」が登場してしまっても、どうか気を悪くなさらずに……。こんな風にネタが飛び出すのも、地元を愛している証拠です。ただし! ほかの都道府県出身者から指摘されると、当事者としてはおもしろくありませんよね。出身地の話になったときは、よけいな一言は控えるように心がけましょう。

(森川ほしの/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数145件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年08月28日に公開されたものです

森川ほしの/OFFICE-SANGA

大学で美学を学び、「美とは何ぞや」生涯この問いと向き合っていくことを決意。言葉、人、恋愛、社会など、さまざまものの中にある「美」を求め、フリーライターの道へ。マイナビウーマンで恋愛、マナー、話し方などに関するコラムを担当。

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