「世界ベストホテルランキング」に日本のホテルが2つもTOP10入り！　5位は北海道のビジネスホテル

エクスペディア・ジャパンはこのほど、エクスペディアで取扱っている世界3万都市のホテルの中でも特に利用者からの評価の高いホテルをランキングにした、「2015年世界ベストホテルランキング」を発表した。

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同ランキングは、同社が、毎年グローバルで実施しているもので、世界3万都市のホテルを対象に、200万人以上のユーザー評価を元に決定している。コストパフォーマンスの高さやアメニティの質、顧客対応の良さなどを加味し、ランキングを作成した。

これまで、日本のホテルの最高ランクは2011年の「ホテルモントレ京都」の5位であったが、今回、初めて、日本のホテルが2施設同時にトップ10入りした。5位にランクインしたのは北海道のビジネスホテル「ドーミーイン札幌ANNEX」。低価格ながら、豪華な朝食バイキングに広い部屋、温泉もついているという、コストパフォーマンスの高さが高い評価につながった。

9位には、2014年7月にオープンしたばかりの「沖縄ホテルオリオンモトブリゾート＆スパ」がランクイン。沖縄には珍しい温泉を備え、約2億年前の地層から湧き出るお湯を楽しむことができるほか、広い部屋とベッド、ビーチを眺められるバルコニーなどが高い評価を得た。

トップ10入りした2つのホテルに共通しているのは、海外旅行客から人気の大浴場があることだった。そのほか、TOP100には、日本から8ホテルがランクイン。特に東京以外の地方都市のホテルが高い評価を集めていることがわかった。同社は、首都の東京には既に訪れたことがある観光客が、日本へのリピーターとして第2、第3の都市への旅行を楽しんでいるのではないかと分析している。

なお、同ランキングの1位は、バミューダ諸島に位置する「ロイヤルパームズ」だった。

(エボル)

※この記事は2015年07月28日に公開されたものです