【銀座手土産】贅沢！　カルヴァドスと黒トリュフを使った「ケイク オ トリュフ ノワール カルヴァドス」

フランスの伝統菓子を基盤に、感性豊かなスイーツを作り続けているパティシエ、森田一頼氏。いつまでも記憶に残るひと口をつくりたい、という想いから生み出されるパティスリーが、リベルターブル。“自由な発想、記憶に残るクリエイティブ”をコンセプトに独自のフィルターを通して生まれる前衛的なスイーツは、インパクト大。常に新しい味を求めているグルメな友人への手土産を探すなら、おすすめだ。

なかでも特に注目されているのは、「ケイク オ トリュフ ノワール カルヴァドス」（2592円）。しっとりと濃厚な生地をベースに、芳醇な黒トリュフを贅沢に織り込んだベイクドケーキ。カルヴァドスのふくよかな香りもアクセントになっている。カルヴァドスとは、フランスのノルマンディー地方で製造されるリンゴが原料の蒸留酒。お酒が入ったケーキだけに、ワインとのマリアージュも楽しめそう。

フランス菓子の伝統的な技術に魅せられ、渡仏して学んだという森田シェフの技術は、素材選びにも活かされている。黒トリュフやフランスのお酒を上手に使うのも彼の真骨頂。このスイーツが生まれたストーリーにも想いを馳せながら、お酒を酌み交わしつつ気の置けない仲間と甘い時間を過ごして。

（文：高橋瑞穂、撮影：瀬尾直道）

※この記事は2015年06月05日に公開されたものです