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結婚・出産年齢の二極化。どちらが理想?⇒結果は50/50!「若いお母さんに憧れる」「男性に養われたくない」

カンナ マコ/OFFICE-SANGA

f_結婚・出産年齢晩婚・晩産化ばかりがクローズアップされていますが、辻希美さんや紗栄子さんのように20代前半で若いママになる人も増えていて、二極化が進んでいます。実際のところ、どちらが理想なのでしょうか? その理由について、働く女性たちに聞いてみました。

早婚と晩婚、どっちが得? 55%の女性は「早婚が得」と回答「妊娠出産のリスクが低く再婚の可能性も」

Q.若くして家庭を持つか、キャリアを積んだりやりたいことをやってから家庭を持つか……あなたが理想とするのはどちらですか?
若いうちに結婚・出産したい……122人(50.2%)
キャリアを積んでから結婚・出産したい……121人(49.8%)

なんと、1票差でまっぷたつに分かれました。やはりここでも、二極化の結果に。理想はあくまで理想であり、現実は別として、それぞれの意見を聞いてみましょう。

<若いうちにママに!>

若いママになりたい

・「歳とったママにはなりたくないから」(28歳/医療・福祉/技術職)
・「ずっと若いお母さんに憧れていたから」(32歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「自分の母親がまわりのお母様より若くてそれが自慢だったので」(25歳/その他)

若いママは子どもにとっても自慢なのですね。でも、年齢を理由にママのことを嫌いになったりしないので、晩産ママもご安心を。子どもは、そのママを選んで産まれてくるのですから!

出産・育児は体力勝負

・「出産は体力がいるから」(30歳/学校・教育関連/専門職)
・「若くないと子育ての体力がなくなってくるので」(28歳/機自動車関連/事務系専門職)
・「若いうちのほうが体力があって、ドタバタの子供がいてもなんとかなりそう。仕事でも実力がついたときに、子どもも大きくなって仕事へのウェイトをあげられそう。でも、今の自分はキャリア積んでから……の人生になりそう」(32歳/電力・ガス・石油/技術職)

出産も育児も、体力が必要なのは確か。長い陣痛にも耐えられるし、授乳中の睡眠不足生活や、動き回る子どもの相手も乗り切れそう。

出産後でもキャリアは積める

・「出産にタイムリミットがあるので、若いうちに産んでそれから会社でキャリアを積みたい」(32歳/その他)
・「会社はたくさんあるので、キャリアを積むチャンスのほうが多いと思うからです。また起業すれば社長にもなれるので自分次第だと思っています」(28歳/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「キャリアを積んだら、結婚出産しづらい。やめなきゃいけなくなると思って子どもをあきらめるとか。何もキャリアがないときなら安心して産める」(33歳/金融・証券/専門職)

育児をしながら、重要なポストについてがんばっている女性はたくさんいますよね。結婚も出産もキャリアも、若くして手に入れられたら、まさしく理想!

<子どもはキャリアを積んでから!>

まずは人生経験を積みたい

・「若いうちにしかできないことがある」(28歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)
・「子どもができてからだと、どうしてもそれを理由にできないことや、できないこと自体を言い訳にしそうだから。キャリアを積めば自分への自信にもつながるので絶対にそちらを選びます」(32歳/その他/クリエイティブ職)
・「子どもに社会の大変さを教えられるし、子供が社会人になったら、相談に乗ったりできるから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「母親がそうで、そうでなければそんな母親じゃなかったなと思う。人間的な部分の尊敬ができるから」(23歳/自動車関連/事務系専門職)

中には「キャリアではなく、独身生活を存分に謳歌してから」なんて人もいましたが、身軽なほうが動きやすいことは多いですね。子どものお手本になるためには、ある程度の社会経験があったほうがプラスかも。

仕事復帰をしたい

・「キャリアがないと社会に戻れないから」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「ある程度、基盤を固めておけば復帰できそうだから」(31歳/自動車関連/事務系専門職)
・「年をとっても、職に困らないようにしたいので」(33歳/情報・IT/クリエイティブ職)

産後、出産前と同じ仕事に復帰することを望んでいる人の意見がこちら。自分のやりたい仕事がはっきりしている人は、キャリアを積んでからのほうが復帰しやすいと考えているようです。

経済的な余裕を確保したい

・「男性に養われたくないから」(28歳/学校・教育関連/専門職)
・「ある程度、貯金してから結婚しないとその後の生活が大変だと思うので」(27歳/医療・福祉/秘書・アシスタント職)
・「貯金もある程度貯めて、仕事も落ち着いてからのほうが自分にはいい気がする」(30歳/建設・土木/事務系専門職)

キャリアだけでなく、貯金もしっかり積みたい! 結婚も出産も育児も、それなりにお金がかかるので、貯金があったほうが精神的なゆとりも生まれるかもしれませんね。

どちらも、それぞれ納得の意見が集まりました。「もう若くない」という消去法で後者を選んだ人もちらほらいましたが、たった一度の人生だから、いつ結婚・出産しても、年齢にとらわれずエンジョイしたいですね!

(カンナ マコ/OFFICE-SANGA)

※『マイナビウーマン』にて2015年2月にWebアンケート。有効回答数243件(22~34歳の働く女性)

※画像は本文と関係ありません

※この記事は2015年03月24日に公開されたものです

カンナ マコ/OFFICE-SANGA

肉好きの草食系ライター。痩せの大食いで何でも食べるが、辛い物は苦手。

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