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犬山紙子が教えるSNSを利用してキャリアと恋愛をウマくいかせる秘策【彼女たちのLOVE & CAREER vol.1】

松本玲子

最近はTVでも活躍中の犬山紙子さん

周囲が羨む美人たちの、笑えるほど悲惨な恋愛エピソードを軽妙につづった『負け美女』(マガジンハウス)で注目を浴びた犬山紙子さんが、またもや世間の注目を集めそうな新刊を上梓する。

気になるタイトルは、『SNS盛:恋と仕事で差をつける秘密テク』(学研教育出版)。twitterやブログがきっかけでデビューした彼女ならではの視点で、SNSを賢く利用する秘策を提案する一冊だ。「私自身、SNSに育ててもらった一人」と語る犬山さんのデビューまでの軌跡に迫りつつ、本書で紹介されているSNS利用法の一例まで披露してもらった。

【【追い込み女子の実態】本性がバレバレ? 彼氏のSNSで女の影が見えた瞬間6つ】

―犬山さんはブログの書籍化がきっかけで作家デビューされていますが、それまではどんなお仕事をされていたんですか?

学生時代からフリーペーパーで執筆してたんですけど、卒業後も、ファッションと編集にまつわる仕事をしたいと思って、地元仙台でファッション誌を作ってる編集部に就職しました。母の体調がよくなくて東京に出ることができなかったんで、地元に絞って就職先を選んだんです。

でもその後、母の介護のために退職せざるを得なくなってニートになりました。しかも、最初はひとりで介護してたんですけど、そのうち姉と弟が仙台に帰ってきて3人でやるようになって、ヘルパーさんも入ってくれて。そうなると本当にもう「THE・ニート」。介護の合間に東京に出て漫画描いたりブログ書いたりしてました。

長かったニート時代

―不安はなかったですか?

そりゃありましたよ! すごくありました。30歳までにものにすることができなかったら辞めようと思ってました。はじめのうちは出版社への持ち込みも積極的にやってましたし。一回、ヤンマガで担当さんがついたこともあったんですけど、私の力不足で一瞬でダメになって。挫折を味わいながら、私ほんとに漫画家に向いてないなと思い知った6年間でしたね。

でも、ブログだと違ったんです。まず、漫画を描いてるときは苦しい気持ちのほうが大きかったんだけど、ブログを書くのは本当に楽しくて。それで、ああ、私はこっちのほうが向いてるんだなって。しかもイラストとコラムにすれば好きな絵も描けるってことが分かったし。

―それが次第に評判になった、と。

最初のうちは「こんな服買いました~」とか書いてるしょーもないブログでした。でもだんだん、過去にブログ本を出してる人の記事を参考に、人が読んで楽しいかどうかを意識しながら書くようになりました。それに、ブログをアップしたら必ずtwitterで告知するようにして。

一回バズった後は、さらに読み手を意識する気持ちが高まりました。「こんな風に書いたらRTされるんだ」とか「友達の恋愛ネタだとみんな興味を持ってくれるな」とか。それで恋愛を主なテーマにしたところ、特に美女たちのエピソードがウケるようになって。そんなとき、フリーの編集さんから「本にしたい」って声をかけていただいたんです。

うれしかったですね。振り返ってみると、当時は彼氏もいなくて、その寂しさを紛らわすためにブログを書いてたところもあったと思うんです。自分が全然満たされなくて、でもブログを書いてバズったり感想もらったりすると、やっと発散できたところがあったんですよ。ニートだった自分からするとすごくうれしかった。

理想の相手に出会うために、男性に求める条件をすべてクリアにしてみた

―彼氏がいない時代には婚活しましたか?

合コンは2、3回行って、絶対ナシだと思いました。男性と女性のニーズが違いますから。男性の一番の目的はセックスだけど、女性は彼氏を見付けることやタダ飯目的の人が多いでしょ? もちろん、中にはそうじゃない人と思いますけど、そういうところで出会おうとするより、趣味でつながった人とか、友だちの延長で無理せず仲良くなっていける人から選ぶほうが効率いいなと思いまして。

あとは、いつのまにか自分の中にできてた条件を一度全部クリアにしました。無意識に、次つきあうなら年収は300万円以上とか刺激的な人がいいとか、顔はこんな感じがタイプとか…求めてるとこがたくさんあったんです。

それで、ほんとに必要な条件がなんなのかを考えるために自分を内省しました。お前はそんなに条件を出せるほどのいい女か? 全く家事もやらない上に元ニートの30女でしょうと。そしたら条件がだいぶ減って。そのとき私はもうデビューしてて一生働きたいと思っていたんで、稼ぎがあるかどうかは全然重要じゃなく、むしろ自分が嫌いな家事をやってくれる男性が理想だって分かったんです。

「産まない」も選択肢の一つ

今の時代って共働きの家庭も多いし、家事ができない女性、年収が少ない男性がバッシングされる理由はないんです。性別関係なくどっちかが得意だったらいいじゃんって。もちろん両方得意に越したことはないけれど、それは条件を増やす要因でもあるし。

でも、そもそもそういう考え方の女性を受け入れてくれる男性も少なくて…。今の旦那はそこをすっと受け入れてくれたので、いいなって思いました。

とはいえ、誰もが結婚に向いているかっていうとそうじゃないので、自分が本当に結婚したいかどうかを改めて考えてみることも必要かもですね。日本って、女性の生き方に対する考え方については本当に遅れてて、30くらいになると結婚のプレッシャーがのしかかってくるんですよね。田舎に帰ると結婚まだ? って訊かれるし、結婚したらしたで、周囲も悪気はないと思うけど「子どもいつ?」でも、「産まない」っていう選択肢だってあるんですよ。私自身、今、産むか産まないかではめちゃくちゃ悩んでますね。

SNSでは、アピールしたい相手に合わせて投稿内容を変えるべし!

―これから結婚相手を見付けたい人がSNSを使ってできることってありますか?

アピール方法ってSNSのタイプによって違うし、「対男」「対女」「対仕事(先)」によっても全然違うんですよね。たとえばFBだとよくリア充アピールが槍玉に挙げられがちだけど、Instagramならキメキメの自撮りも全然OKだし。

FBで対男というか好きな人にアピールするなら「いい子盛り」が有効ですね。ありがちな「クリスマスはこう過ごしました」じゃなく、敬老の日、勤労感謝の日、父の日母の日をしっかり使って、家族に感謝の気持ちを伝えつつも、「私こういうことちゃんとやってますよ」っていういい子感をアピールしたり。そういうことって実際やってても書きこまない人の方が多いと思いますけど、でもそれって書いてもいいんじゃない? って。

対女の場合は、BBQでリア充アピールが盛れてるかと言ったらそうじゃない。例えば女子会なんかの集合写真って自分が写りがいいものを選びがちですけど、自分の写真なんていつでも好きにアップできるんだから、そういう場合は友だちの写りを優先してあげるんです。そういう姿勢が、対女友達に対して「盛れてる」ってことですから。

これからは「自己プロデュース能力」が問われる時代

―SNSをうまく活用することで、周囲の評価も変わってきそうですね。

SNSが生まれたことによって、一般の人たちも自己プロデュース能力が問われるようになってきたなと思います。実際に会う時間より、SNSで相手を見てる時間の方が長い時代ですもんね。新刊では、Facebook、LINE、Instagram、SNSではないですがtwitterもうまく使って「自分を盛る方法=よく見せる方法」を紹介させていただいているので、参考にしてもらえたらうれしいですね。

『SNS盛:恋と仕事で差をつける秘密テク』(学研教育出版)

(松本玲子)

【犬山紙子Profile】
イラストエッセイスト。『週間SPA!』『UOMO』『GINA』『Steady!』ほんちゅ、日経ビジネスオンラインなどで連載中。著書に『負け美女』(マガジンハウス)『嫌われ女子50』(ベストセラーズ)、『恋愛カースト』(宝島社)など。3月には新刊となる『SNS盛:恋と仕事で差をつける秘密テク』(学研教育出版)が発売される。

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