資生堂、約100年受け継がれる資生堂書体を3D化して展示
資生堂は、1月5日から3月20日までの予定で、銀座7丁目の本社ビル(資生堂銀座ビル)の1階ウィンドーディスプレー及び2階展示スペース(ディスプレーシェルフ)において、約100年受け継がれる独自の書体を立体化したウィンドーディスプレー作品を展示している。
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同社書体は、1916年に意匠部、現在の宣伝・デザイン部が設立して以来伝承されてきた。美学と精神性をあらわしており、現在でも新人デザイナーが1年をかけて手書きで体得するなど、その美意識を継承しているという。このほど展示されている書体デザインは、エグゼクティブクリエイティブディレクター澁谷克彦が手がけたもので、資生堂書体の新たな可能性に挑んだものとなっている。
1階のウィンドーディスプレーでは、「超越」という文字を3Dとして立体的に構築し、新たなクリエーションに向かう気持ちを表現。金属等を素材に用い、光の反射で様々な輝きをはなつ同作品は、正面は静的な文字として、その他の角度からは動的なオブジェとしてみることができる。
2階の展示スペースでは高さ2メートルを超える和紙による空間デザインとともに、同社企業文化誌「花椿」に掲載された31点の言葉を展示している。展示概要は同社公式サイトで確認できる。展示時間は9:00〜20:00で、土曜・日曜は休館となる。
※この記事は2015年02月15日に公開されたものです